インヴィテーション (アンドリュー・ヒルのアルバム)
表示
『インヴィテーション』 | ||||
---|---|---|---|---|
アンドリュー・ヒル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1974年10月17日 ニューヨーク州ホワイト・プレインズ マイノット・サウンド[1] | |||
ジャンル | ジャズ | |||
時間 | ||||
レーベル | スティープルチェイス・レコード | |||
プロデュース | ニルス・ウィンター | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
アンドリュー・ヒル アルバム 年表 | ||||
|
『インヴィテーション[注釈 1]』(Invitation)は、アメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト、アンドリュー・ヒルが1974年に録音・1975年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]ヒルは1970年にブルーノート・レコードを離れてから、本作の録音に至るまでリーダー・セッションは途絶えていたが[1]、その間にもコンサートや作曲といった音楽活動は継続し、また、コルゲート大学の講師も務めていた[2]。収録曲のうち「インヴィテーション」と「ラヴェルネ」は、ヒルが1974年12月から1975年1月に録音し、フリーダム・レコードから発売されたアルバム『スパイラル』でも再演されている[1]。
ケン・ドライデンはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け、「キャットフィッシュ」に関して「ポスト・バップとアヴァンギャルドの間を行ったり来たりしている」、「ロスト・ノー・モア」に関して「ヒルの演奏の方向性が度々切り替わり、聴き手の予断を許す余地がほとんどない」と評している[2]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はアンドリュー・ヒル作曲。
- キャットフィッシュ - "Catfish" - 6:31
- ロスト・ノー・モア - "Lost No More" - 5:23
- モーニング・フラワー - "Morning Flower" - 12:19
- インヴィテーション - "Invitation" (Bronisław Kaper) - 8:40
- ラヴェルネ - "Laverne" - 7:33
- リトル・ジョン - "Little John" - 6:51
1992年リマスターCDボーナス・トラック
[編集]- キャットフィッシュ(Take 3) - "Catfish (Take 3)" - 10:41
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 2007年再発CD (VACZ-1096)、2017年再発CD (THCD-511)の帯に準拠。日本初回盤LP (RJ-7107)の帯の表記は『インヴィテイション』だった。
出典
[編集]- ^ a b c “Andrew Hill Discography”. Jazz Discography Project. 2024年2月25日閲覧。
- ^ a b c Dryden, Ken. “Andrew Hill - Invitation Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2024年2月25日閲覧。