イン・コンサート1987—アビゲイル—
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『イン・コンサート1987—アビゲイル—』 | ||||
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キング・ダイアモンド の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1987年 | |||
ジャンル | ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | ロードランナー・レコード | |||
プロデュース | キング・ダイアモンド、ロベルト・ファルカン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
キング・ダイアモンド アルバム 年表 | ||||
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『イン・コンサート1987—アビゲイル—』(In Concert 1987: Abigail)は、デンマークのヘヴィメタル・バンド、キング・ダイアモンドが1987年に録音・1991年に発表したライブ・アルバム。
背景
[編集]バンドはアルバム『アビゲイル』(1987年)のプロモーションのため、1987年7月9日から9月5日まで北米ツアーを行い、同年11月19日から12月20日までのヨーロッパ・ツアーではスウェーデン、デンマーク、オランダ、ベルギー、ドイツ、イングランド、スイスで計26公演を行った[1]。本作はこのツアーにおける録音だが、具体的な録音年月日や公演地は明記されていない。オリジナル・メンバーの一人マイケル・デナーは、『アビゲイル』のレコーディング終了後にバンドを脱退しており、1987年のツアーではスウェーデン人ギタリストのマイケル・ムーンが代役を務めたが、その後ピート・ブラックが正式メンバーとして迎えられた[2]。収録曲のうち「カム・トゥ・ザ・サバス」は、マーシフル・フェイト時代の曲である[2]。
評価
[編集]Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて5点満点中2点を付け「コンサートにおける『アビゲイル』の再現は、スタジオ録音と比べてサウンドが貧弱で、特に熱狂的なファンだけに向けられたディスクである」と評している[3]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「音の状態は、あまり良くないが、それが逆にオドロオドロしたバンドの特質を表現」と評されている[4]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はキング・ダイアモンド作。
- フューネラル - "Funeral" – 1:55
- アライヴァル - "Arrival" – 5:47
- カム・トゥ・ザ・サバス - "Come to the Sabbath" – 5:43
- ザ・ファミリー・ゴースト - "The Family Ghost" – 4:25
- ザ・セヴンス・デイ・オヴ・ジュライ・1777 - "The 7th Day of July 1777" (King Diamond, Andy LaRocque) – 4:25
- ザ・ポートレイト - "The Portrait" – 4:47
- ギター・ソロ(アンディ) - "Guitar Solo Andy" (A. LaRocque) – 3:36
- ザ・ポゼッション - "The Possession" (K. Diamond, Michael Denner) – 3:50
- アビゲイル - "Abigail" – 4:29
- ドラム・ソロ - "Drum Solo" (Mikkey Dee) – 3:24
- ザ・キャンドル - "The Candle" – 6:01
- ノー・プレゼンツ・フォー・クリスマス - "No Presents for Christmas" (K. Diamond, M. Denner) – 4:23
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ CD英文ブックレット
- ^ a b 1997年リマスターCD英文ライナーノーツ(Don Kaye)
- ^ Erlewine, Stephen Thomas. “In Concert 1987: Abigail - King Diamond”. AllMusic. 2021年11月21日閲覧。
- ^ “キング・ダイアモンド/イン・コンサート1987〜アビゲイル (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2021年11月21日閲覧。