イヴァン・フセヴォロドヴィチ (スタロドゥーブ公)
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イヴァン・フセヴォロドヴィチ(ロシア語: Иван Всеволодович、1197年8月28日 - 1247年)は歴代スタロドゥーブ(スタロドゥーブ・ナ・クリャージメ)公のうちの1人である。在位:1238年 - 1247年。いくつかの系譜史料において、カシャ(ロシア語: Каша)という通称が付されている。
イヴァンはウラジーミル大公フセヴォロド(大巣公)の年少の子である。父の死後の、兄コンスタンチンとユーリーのウラジーミル大公位をめぐる政権闘争(ru)には、ユーリー陣営に立って参加した。
1226年、兄スヴャトスラフ(ru)と共に、モルドヴァ人を攻め、勝利を収めた。
モンゴルのルーシ侵攻の後、ウラジーミル大公となった兄ヤロスラフからスタロドゥーブ(スタロドゥーブ・ナ・クリャージメ)を与えられ、以後この地を統治した。1246年、兄ヤロスラフと共にジョチ・ウルスに出向し、スタロドゥーブ公位は息子のミハイルに譲られた。
参考文献
[編集]- Стародубские князья // Энциклопедический словарь Брокгауза и Ефрона : в 86 т. (82 т. и 4 доп.). — СПб., 1890—1907.
- Сербов Н. Стародубские (удельные князья) // Русский биографический словарь : в 25 томах. — СПб.—М., 1896—1918.