イージー・トゥ・ラブ (1953年の映画)
イージー・トゥ・ラブ | |
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Easy to Love | |
監督 | チャールズ・ウォルタース |
原案 | ラスロ・ヴァドナイ |
製作 | ジョー・パスタナク |
出演者 |
エスター・ウィリアムズ ヴァン・ジョンソン トニー・マーティン |
音楽 |
レニー・ヘイトン ジョージー・ストール ロバート・ヴァン・イープス |
撮影 | レイ・ジューン |
編集 | ジーン・ラジェロ |
配給 | メトロ・ゴールドウィン・メイヤー |
公開 |
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上映時間 | 96分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $1,831,000[1] |
興行収入 | $3,789,000[1] |
『イージー・トゥ・ラブ』(Easy to Love) は、1953年のアメリカ合衆国のテクニカラーのミュージカル映画。
チャールズ・ウォルタースが監督し、バスビー・バークレーが振付を行なった。エスター・ウィリアムズ、ヴァン・ジョンソン、トニー・マーティンが主演した。ウィリアムズにとってアメリカでの最後の水中レヴュー映画となった。
ストーリー
[編集]レイ・ロイド(ヴァン・ジョンソン)はサイプレス・ガーデンズのウォーター・ショーの運営で成功していたが、ショーのスターであるジュリー・ハラートン(エスター・ウィリアムズ)は低賃金で過重労働させられている。ジュリーはショーのパートナーであるハンク(ジョン・ブロムフィールド)と結婚すると嘘をつくが、レイに説得され共にニューヨークに行くことになる。
ジュリーは雑誌の口紅の広告のモデルを務め、相手役となったハンサムな歌手バリー・ゴードン(トニー・マーティン)とキスをする。バリーはニューヨークのウォーター・ショーのプロモーターにジュリーを紹介する。ジュリーはレイのショーよりも高待遇を提示される。
フロリダに戻ると、嫉妬したハンクはレイにジュリーの本当の気持ちがわからないと愚痴を言う。ジュリーのルームメイトのナンシー(エドナ・スキナー)は水上スキーで誤ってジュリーを殴ってしまい気絶させる。レイ、バリー、ハンクは心配して駆け寄り、ジュリーはバリーの手をとる。
レイはジュリーを、ジュリーはレイを愛していることに気付く。バリーはすぐに他の水着美女に乗り換え、ナンシーはハンクへの愛を明かす。
キャスト
[編集]- ジュリー・ハラートン:エスター・ウィリアムズ
- レイ・ロイド:ヴァン・ジョンソン
- バリー・ゴードン:トニー・マーティン
- ハンク:ジョン・ブロムフィールド
- ナンシー・パーメル:エドナ・スキナー
- クラリス:キャロル・ベイカー
- メルヴィン(ピアニスト):ハル・ボーン
- ハフナゲル氏:エモリー・パーネル
特記:
- キャロル・ベイカーにとって映画デビュー作となった。
- ハル・ボーン(Hal Bourne)はハル・バーンズ(Hal Berns)と記載された。
制作
[編集]1952年10月、MGMは制作発表を行なった[2]。1953年2月12日からサイプレス・ガーデンズで一部撮影を開始した[3][4]。
キャロル・ベイカーは本作の端役で映画デビューし、バリーに興味がありジュリーに嫉妬する離婚歴のある女性役を演じた[5]。
トニー・マーティンの妻シド・チャリシーが撮影に訪問し、本作の最後にカメオ出演した。
評価
[編集]MGMの記録によると、アメリカとカナダで$2,349,000、それ以外で$1,440,000の興行収入があり、$385,000の利益があった[1]。
出典
[編集]- ^ a b c The Eddie Mannix Ledger, Los Angeles: Margaret Herrick Library, Center for Motion Picture Study.
- ^ Thomas M. Pryor (October 21, 1952). “Lesser Acquires Tri-OPpticon Rights: Producer and Theatre Owner to Tour Country With Hour Show Using New Process”. The New York Times: p. 35
- ^ Schallert, Edwin (December 31, 1952). “Closer Linking Seen of Stage, Screen; Agar Named for Song Film”. Los Angeles Times: p. 7
- ^ Foust, Hal. (February 22, 1953). “The Tribune Travelers' Guide: Make Film of Florida Water Skiing Capital”. Chicago Daily Tribune: p. D3
- ^ Hopper, Hedda (July 27, 1962). “'Out-of-Towners' for Deborah Kerr: Manulis Signs Her to Play Postmistress on a Spree”. Los Angeles Times: p. C10