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ウィリアム・イートン(William Eaton、生没年不詳)は、江戸時代初期に来日したイングランドの商人。
慶長18年(1613年)にイギリス東インド会社の司令官ジョン・セーリスの指揮するクローブ号により来日した。
肥前平戸にあるイギリス商館の館員を務め、大坂(現在の大阪市)で貿易関係の仕事を行った。しかし、その後オランダ商館との対立が深まったため、経営不振に陥り元和9年(1623年)イギリス商館は閉鎖した。同時に館長リチャード・コックスと共に帰国した。