ウィリアム・ウォレス・キャンベル
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ウィリアム・ウォレス・キャンベル(William Wallace Campbell、1862年4月11日 - 1938年6月14日)は、アメリカ合衆国の天文学者である。火星大気のスペクトル研究、天体の体系的な視線速度の観測を行った。
オハイオ州ハンコック郡生まれ。ミシガン大学を卒業後、ミシガン大学講師、1891年からリック天文台で働き1900年から1930年までリック天文台の所長を務めた。1923年からはカリフォルニア大学(現在のカリフォルニア大学バークレー校)の学長も務めた。火星や星雲や新星のスペクトル研究を行い、天体の視線速度の体系的な測定するプロジェクトのリーダーとなった。
小惑星番号2751番Campbellは彼にちなむ[1]。また、月と火星のクレーターに名を残す。
賞歴
[編集]- ラランド賞(1903年)
- ヘンリー・ドレイパー・メダル(1906年)
- イギリス王立天文学会ゴールドメダル (1906年)
- Janssen Medal (1910年)
- ブルース・メダル (1915年)
関連項目
[編集]出典
[編集]- ^ “(2751) Campbell = 1962 RP = 1973 RD = 1975 EO2 = 1977 RN6 = 1981 WF4”. MPC. 2021年8月13日閲覧。