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ウィルソン・チャンドラー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウィルソン・チャンドラー
Wilson Chandler
デンバー・ナゲッツでのチャンドラー(2018年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1987-05-10) 1987年5月10日(37歳)
出身地 ミシガン州ベントンハーバー英語版
身長 203cm (6 ft 8 in)
体重 106kg (234 lb)
キャリア情報
大学 デポール大学
ドラフト 2007年 1巡目 23位  NYK 
ポジション SF/PF
背番号歴 21,22
経歴
2007-2011ニューヨーク・ニックス
2011デンバー・ナゲッツ
2011-2012浙江ライオンズ
2012-2018デンバー・ナゲッツ
2018-2019フィラデルフィア・76ers
2019ロサンゼルス・クリッパーズ
2019-2020ブルックリン・ネッツ
2020-2020浙江ライオンズ
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten

ウィルソン・ジャマール・チャンドラーWilson Jamall Chandler1987年5月10日 - )はアメリカ合衆国ミシガン州ベントンハーバー英語版出身のバスケットボール選手。主なポジションはスモールフォワード

経歴

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高校までを地元ミシガン州で過ごし、イリノイ州デポール大学で2年間所属し、アーリーエントリーを宣言した。2007年のNBAドラフトニューヨーク・ニックスから全体23位で指名されてNBA入り。シーズン終盤にチームがプレーオフ進出を断念するとアイザイア・トーマスヘッドコーチによって出場時間を大幅に増やされ、それに伴って成績も向上した。翌2008-09シーズンは新ヘッドコーチのマイク・ダントーニによって先発に抜擢され、更に成績を伸ばした。

2011年2月22日、カーメロ・アンソニーチャウンシー・ビラップスシェルデン・ウィリアムスらとのトレードにより、他3選手とともに、デンバー・ナゲッツへ移籍。ナゲッツ移籍後、同じくニックスから移籍してきたダニーロ・ガリナリレイモンド・フェルトンらと共にナゲッツ躍進に貢献した。

NBAがロックアウト中の2011年8月、ダラス・マーベリックスの元ヘッドコーチ、ジム・クリーモンズがヘッドコーチを務めている中国プロバスケットボールリーグ浙江ライオンズと契約を結んだ。チームは彼の活躍もありプレーオフに出場して北京ダックスと対戦したが、彼を欠いたプレーオフでチームはスイープされた。

2012年3月18日、ナゲッツと契約を結んだ[1]2012-13シーズンプレーオフでは自身唯一の全試合先発で、6試合平均で12.0得点・5.5リバウンド・1.3アシスト・1.3スティール・0.5ブロックなどと活躍したが、1回戦でゴールデンステート・ウォリアーズに敗れた。

2015-16シーズン、2015年11月に右股関節の関節唇断裂の修復手術を受け、1試合も出場することなくシーズン全休となった[2]

2017年5月6日のサクラメント・キングス戦で自己最多の36得点を記録した[3]

2019年8月29日、禁止薬物イパモレリン英語版)の使用により25試合の出場停止処分を科された[4]

プレースタイル

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身体能力に優れ、特に跳躍力がある。プロ入り以降は課題とされていたジャンプシュートの精度も改善した。203cmの身長だが体格に優れ、チーム事情次第ではパワーフォワードとして出場することもある。ドラフト時はショーン・マリオンスコッティ・ピッペンに例えられた。

個人成績

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略称説明
  GP 出場試合数   GS  先発出場試合数  MPG  平均出場時間
 FG%  フィールドゴール成功率  3P%  スリーポイント成功率  FT%  フリースロー成功率
 RPG  平均リバウンド  APG  平均アシスト  SPG  平均スティール
 BPG  平均ブロック   TO  平均ターンオーバー  PPG  平均得点
 太字  キャリアハイ  *  リーグリーダー  †  優勝シーズン

レギュラーシーズン

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2007–08 NYK 35 16 19.6 .438 .300 .630 3.6 .9 .4 .5 .8 7.3
2008–09 82 70 33.4 .432 .328 .795 5.4 2.1 .9 .9 1.7 14.4
2009–10 65 64 35.7 .479 .267 .806 5.4 2.1 .7 .8 1.7 15.3
2010–11 51 30 34.5 .461 .351 .807 5.9 1.7 .7 1.4 1.3 16.4
DEN 21 19 30.6 .419 .347 .810 5.0 1.6 .7 1.1 1.8 12.5
2010-11計 72 49 33.3 .450 .350 .807 5.7 1.7 .7 1.3 1.4 15.3
2011–12 8 6 26.9 .392 .250 .833 5.1 2.1 .8 .8 2.3 9.4
2012–13 43 8 25.1 .462 .413 .793 5.1 1.3 1.0 .3 1.4 13.0
2013–14 62 55 31.1 .416 .348 .724 4.7 1.8 .7 .5 1.3 13.6
2014–15 78 75 31.7 .429 .342 .775 6.1 1.7 .7 .4 1.4 13.9
2016–17 71 33 30.9 .461 .337 .727 6.5 2.0 .7 .4 1.6 15.7
2017–18 74 71 31.7 .445 .358 .772 5.4 2.1 .6 .5 1.2 10.0
2018–19 PHI 36 32 26.4 .440 .390 .722 4.7 2.0 .6 .5 1.1 6.7
LAC 15 1 15.1 .348 .325 .714 3.1 .7 .2 .2 .5 4.3
2018-19計 51 33 23.1 .418 .373 .720 4.2 1.6 .5 .4 .9 6.0
2019–20 BKN 35 3 21.0 .404 .306 .870 4.1 1.1 .5 .3 1.0 5.9
通算:12年 676 483 30.0 .443 .341 .770 5.3 1.8 .7 .6 1.4 12.5
  • 2011-12シーズンは66試合、2019-20シーズンは72試合で打ち切り

プレーオフ

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シーズン チーム GP GS MPG FG% 3P% FT% RPG APG SPG BPG TO PPG
2011 DEN 5 2 23.0 .276 .143 .778 4.4 .4 .6 .8 .8 4.8
2013 6 6 34.2 .355 .310 .750 5.5 1.3 1.3 .5 1.2 12.0
2019 LAC 4 0 13.0 .313 .100 1.000 1.5 .5 .5 .0 .8 3.8
出場:3回 15 8 24.8 .331 .239 .800 4.1 .8 .9 .5 .9 7.4

脚注

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外部リンク

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