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ウィンターガタン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウィンターガタン
Wintergatan
ハルダーン・ポップ・フェスティバルに出演するウィンターガタン(2016年)
基本情報
出身地  スウェーデン ヨーテボリ
ジャンル フォークトロニカ、エクスペリメンタル・ポップ、ポスト・ロック
活動期間 2012年 -
公式サイト wintergatan.net
メンバー エヴェリーナ・ヘグルンド
マーティン・モリン
マーカス・シェーベルイ
デヴィッド・ザンデン

ウィンターガタンWintergatanスウェーデン語発音は[ˈvɪ̂nːtɛrˌɡɑːtan]、意味は「天の川」または「冬の道」)は、ヨーテボリ出身のスウェーデンのフォークトロニカ・バンド。

型破りな楽器を多用する。たとえばフィンガーボード制御型シンセサイザー「Modulin」[1]、デジタル・テルミン、エレクトリック・オートハープ、ハンマー・ダルシマー、自作のパンチカード・オルゴール、スライド・プロジェクター、ミュージカル・ソー、パーカッションとして使用するタイプライターなどを用いている。

ディテクティヴビィロンに所属していたメンバーであるマーティン・モリン(Martin Molin)とマーカス・シェーベルイ(Marcus Sjöberg)を中心に結成。マルチ奏者のマーティン・モリンはヴィブラフォンや電子楽器、そしてウィンターガタンの特徴ともいえる風変わりな電子楽器などを担当する。エヴェリーナ・ヘグルンド(Evelina Hägglund)は鍵盤楽器を、デヴィッド・ザンデン(David Zandén)はベースを、マーカス・シェーベルイはドラムを主に担当している[2]

2013年初頭にデビュー・シングル「Sommarfågel」を、同年にデビュー・アルバム『ウィンターガタン』をリリースした。

マーブル・マシン

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2014年12月から2016年3月にかけて、マーティン・モリンが中心となり、鋼鉄の玉(マーブル)を使って楽器演奏するオルゴール「マーブル・マシン(Marble Machine)」の構想・制作過程を記したYouTubeビデオをアップロードした。

マーブル・マシンは手動で動く、鋼鉄の玉を使った機械楽器である。フィーダーを用いてオルゴール上部へと玉を持ち上げる。玉は、プログラムをもとに開閉するゲートを通って機械内部を落下し、機械下部に設置された楽器を叩き、音を奏でる。玉を使って、ヴィブラフォンベースシンバル、およびエミュレートされたドラムの音を奏でることができる。

マーブル・マシンの完成ビデオは2016年に発表され、1億4300万回以上再生された[3][4]

2016年に完成したオリジナル・マーブル・マシンの完成から10か月後に、マーティンはオリジナルの機械を分解し、ツアー用の新しいマーブル・マシンを作る計画を発表。マーブル・マシンは、マーティン、設計・製作を手掛けるエンジニア・デザイナーチーム、そしてファンからのサポートによる作成されている。

オリジナル・マーブル・マシンは、オランダのユトレヒトにある博物館スピールクロクに展示されたことがある[5][6][7][8][9]

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『ウィンターガタン』 - Wintergatan (2013年)

ライブ・アルバム

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  • Live At Victoriateatern (2017年)

シングル

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  • "Sommarfågel" (2013年)
  • "Starmachine2000" (2013年)
  • "Tornado" (2013年)
  • "Biking Is Better" (2013年)
  • "All Was Well" (2013年)
  • "Visa från Utanmyra" (2014年)
  • "Marble Machine" (2016年)
  • "Music Machine Mondays Theme Song" (2017年)
  • "Emerson" (2017年)
  • "Music Box, Harp & Hammered Dulcimer" (2018年)
  • "Moon and Star" (2018年)
  • "Sandviken Stradivarius" (2018年)
  • "Local Cluster" (2018年)
  • "Olivier" (2018年)
  • "Proof of Concept" (2019年)

脚注

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外部リンク

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