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ウェンデル・リラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
ウェンデル・リラ
基本情報
フルネーム Wendell Silva Lira
生年月日 (1989-01-07) 1989年1月7日（35歳）
出生地 ブラジルの旗 ブラジル ゴイアニア
身長 174 cm
ポジション ストライカー
ユースチーム
0000–2009 ゴイアス
クラブチーム*
年 チーム 出場† (ゴール)†
2007–2012 ゴイアス 21 (2)
2010 → フォルタレーザ（レンタル） 4 (0)
2012–2013 ソロカーバ 0 (0)
2012 トリンダーデ（英語版） 0 (0)
2013 ゴイアネージア（英語版） 16 (0)
2013 ノヴォ・ホリゾンテ（英語版） 0 (0)
2014 URT 3 (0)
2014–2015 アナポリナ 5 (0)
2015 ゴイアネージア（英語版） 15 (4)
2015 トンベンセ 2 (0)
2016 ヴィラ・ノヴァ 4 (0)
通算 70 (6)
代表歴
2006 U-20ブラジル代表

* 国内リーグ戦に限る。現在。

† 出場 (ゴール).

ウェンデル・シウバ・リラ（Wendell Silva Lira、1989年1月7日 - ）は、ブラジルの元サッカー選手である。

クラブ経歴[編集]

ゴイアスECのユースチームでキャリアをスタートさせた。2006年にカンピオナート・ブラジレイロU-20（英語版）の得点王となり、翌年にシニアチームに昇格した。2007年5月12日、セリエAにおける対サンパウロFCのアウェー戦に63分で初出場したが、0-2で敗れた[1]。

2010年6月、セリエCのフォルタレーザにレンタル移籍した[2]。

2015年11月6日、ゴイアネージア（英語版）に所属していたときにゴイアニエンセに2-1で勝利した時のゴールがFIFAプスカシュ賞のトップ10の候補に選ばれたと発表された[3]。このゴールは、トップ3の選考に残った[4]。当時、ウェンデルはフリーエージェントだったが、発表の数週間後にヴィラ・ノヴァFCと契約した[5]。最終的にこのゴールは、同年のプスカシュ賞に選ばれた[6]。ウェンデルは総得票数の46.7%を獲得し、リオネル・メッシを上回っていた。

2016年シーズンはヴィラ・ノヴァFCでプレーしたが、シーズン序盤に得点を挙げることができず、5月3日に契約を解除された[7]。

代表経歴[編集]

2006年に日本で開催された国際親善試合にU-20ブラジル代表として出場し[8]、1得点を挙げた。この時ACミランからのオファーを受けたが、ウェンデルと5年契約中のゴイアスECに拒絶された[9]。

引退[編集]

2016年7月28日、怪我のためにプロサッカー選手からの引退を発表した[10]。引退後は、FIFA公認サッカーゲームである「FIFAシリーズ」のプロプレーヤーとしての道を模索しつつ、YouTuberとして活動している[11]。

成績[編集]

(Correct 2016年1月11日現在)
クラブ 年 セリエA コパ・ド・ブラジル 国内リーグ コパ・スダメリカーナ 合計
出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点 出場 得点
ゴイアス 2007年 12 2 - - - - - - 12 2
2010年 8 0 - - - - - - 8 0
ゴイアネージア（英語版） 2015年 - - - - 15 4 - - 15 4

eスポーツ[編集]

2012年にゴイアス州のFIFAトーナメントで優勝し、2015年11月にはブラジルのトッププレイヤーとなった。2015年にFIFAプスカシュ賞を獲得した後、FIFAインタラクティブワールドカップ(FIWC)チャンピオンであるアブドゥル・アジズ・アル・シェフリの挑戦を受けてこれを破り、EAスポーツから2016年のFIWCへの出場の招待を受けた[12]。2019年、プロeスポーツチームのSporting CP Esportsに加入した[13]。

脚注[編集]

  1. ^ “São Paulo 2–0 Goiás :: Campeonato Brasileiro Série A 2007 :: Ficha do Jogo :: zerozero.pt”. zerozero.pt. 2016年7月29日閲覧。
  2. ^ (ポルトガル語) espbr
  3. ^ “Gol pelo Goianésia coloca brasileiro na briga pelo Prêmio Puskás” [Goal for Goianésia places Brazilian in the running for the Puskás Award] (Portuguese) (2015年11月6日). 2015年12月1日閲覧。
  4. ^ “Puskás Award”. FIFA.com. 2014年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月30日閲覧。
  5. ^ “Após ser indicado ao Puskas, Wendell Lira arruma emprego e vai defender o Vila Nova”. uol.com.br. 2016年7月29日閲覧。
  6. ^ “FIFA Puskás Award”. FIFA.com (2016年1月11日). 2014年11月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年1月11日閲覧。
  7. ^ “Sem marcar nenhuma vez, Wendell Lira deixará Vila Nova 4 meses após Puskás” (Portuguese). UOL. 2016年7月27日閲覧。
  8. ^ “Federação Paranaense de Futebol”. federacaopr.com.br. 2016年7月29日閲覧。
  9. ^ “Antes de Pato, Milan ofereceu R$ 6 milhões por brasileiro do Prêmio Puskas e não levou”. uol.com.br. 2016年7月29日閲覧。
  10. ^ “Vencedor do Puskás, Wendell Lira se aposenta do futebol e vira jogador profissional de Fifa”. uol.com.br. 2016年7月29日閲覧。
  11. ^ “Autor de gol mais bonito de 2015, Wendell Lira se aposenta e vira Youtuber – Entretenimento – BOL Notícias”. uol.com.br. 2016年7月29日閲覧。
  12. ^ “Depois de levar Prêmio Puskas, Wendell Lira bate campeão mundial de 'FIFA'”. uol.com.br. 2016年7月29日閲覧。
  13. ^ “Wendell Lira apresentado em Alvalade: "A minha história encaixa-se muito na do Sporting"”. Record. 2020年1月20日閲覧。

外部リンク[編集]

2000年代
2010年代
2020年代
選手賞(男子, 女子) - 監督賞(男子, 女子) - プスカシュ賞 - FIFA 100
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