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ウエスト・ハムステッド駅 (ロンドン・オーバーグラウンド)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウエスト・ハムステッド駅
West Hampstead
ウエスト・ハムステッド駅の位置(カムデン区内)
ウエスト・ハムステッド駅
ウエスト・ハムステッド駅
ウエスト・ハムステッド駅の位置(グレーター・ロンドン内)
ウエスト・ハムステッド駅
ウエスト・ハムステッド駅
グレーター・ロンドンの地図上でのウエスト・ハムステッド駅の位置
行政区 カムデン区
運営 ロンドン・オーバーグラウンド
所有者 ネットワーク・レール
路線 ロンドン・オーバーグラウンド
駅コード WHD
ホーム数 2
ゾーン 2
改札外乗換 ウエスト・ハムステッド駅 ロンドン地下鉄 [1]
ウエスト・ハムステッド・テムズリンク駅
NR年間乗降員数
2010–11 増加 1.897 百万人[2]
— 乗換  増加 0.138 百万人[2]
2011–12 増加 2.881 百万人[2]
— 乗換  増加 0.263 百万人[2]
2012–13 増加 3.674 百万人[2]
— 乗換  増加 0.362 百万人[2]
2013–14 増加 4.458 百万人[2]
— 乗換  増加 0.457 百万人[2]
歴史
1888 開業
その他
外部リンク
WGS84 北緯51度32分50秒 西経0度11分30秒 / 北緯51.5473度 西経0.1918度 / 51.5473; -0.1918座標: 北緯51度32分50秒 西経0度11分30秒 / 北緯51.5473度 西経0.1918度 / 51.5473; -0.1918
テンプレートを表示

ウエスト・ハムステッド駅英語: West Hampstead railway station)はロンドン カムデン区ロンドン・オーバーグラウンド ノース・ロンドン線英語版ブロンズベリー駅英語版フィンチリー・ロード&フログナル駅英語版の間にある駅である。トラベルカード・ゾーン2に属する。当駅と、当駅を通る全列車は ロンドン・オーバーグラウンドによって運営されている。

歴史

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ウエスト・ハムステッド駅は1888年に開業し、1975年に改称されるまでウエスト・エンド・レーン駅を名乗っていた[3]イギリス国鉄 に吸収されるまでノース・ロンドン鉄道英語版によって運営され、のちにネットワーク・サウスイースト英語版に組み込まれた。

イギリス国鉄の民営化英語版によってウエスト・ハムステッド駅は1997年から2007年までシルバーリンクによって運営され、2007年以降はロンドン交通局 が運営するロンドン・オーバーグラウンドの一部となっている。

アングリア鉄道英語版が運転するノリッチ英語版 - ベイシンストーク英語版間の列車も一時期ウエスト・ハムステッド駅に停車した。この列車はロンドン・クロスリンク英語版と呼ばれたが、ノース・ロンドン線の列車輻輳と、収益目標を満足できなかったことを理由に2002年秋に廃止されている[要出典]

2007年にロンドン・オーバーグラウンドに移管される際、駅の改築が行われた。駅務室は自動改札機と自動券売機を備えるようレイアウトが変更され、列車運行時間中はロンドン・オーバーグラウンドの他の駅と同様駅員が配置されるようになった。

事故

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  • 1937年2月23日、急行貨物列車が当駅付近で脱線した[4]

乗換

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ウエスト・ハムステッドの駅
チルターン本線英語版バーミンガム英語版方面
ロンドン地下鉄 ジュビリー線メトロポリタン線
テムズリンクミッドランド本線
ノース・ロンドン線英語版リッチモンド英語版方面
ロンドン・オーバーグラウンドロンドン・オーバーグラウンドの駅
ナショナル・レールテムズリンクの駅
ウエスト・ハムステッド英語版(ウエスト・レーン英語版)
ジュビリー線の駅
フィンチリー・ロード乗継割引対象: ロンドン・オーバーグラウンド
フィンチリー・ロード英語版(MR) (1868–1927)
ロンドン・オーバーグラウンド フィンチリー・ロード・アンド・フログナル駅英語版乗継割引対象:
ノース・ロンドン線英語版ストラトフォード方面
テムズリンクミッドランド本線
ロンドン地下鉄ジュビリー線メトロポリタン線
チルターン本線英語版マリルボーン方面

ウエスト・ハムステッドを名乗る3つの駅(ロンドン・オーバーグラウンドの駅、ロンドン地下鉄の駅テムズリンクの駅)の間で乗り換えた場合は改札外乗換割引の対象となる。

3つのウエスト・ハムステッド駅を一体化し、付近を通過する二つの路線にも駅を新設するウエスト・ハムステッド分岐点英語版計画が提案されている。

開発計画

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現在ウエスト・ハムステッドを名乗る3つの駅はやや離れた位置にあり、乗換にはウエスト・エンド・レーンと呼ばれる通行量の多い公道上を移動する必要がある。2004年チルターン・レイルウェイズが発表したウエスト・ハムステッド分岐点英語版計画では、3つの駅を地下道でつなぐことが提案されている。チルターン本線英語版メトロポリタン線に駅を新設し、テムズリンクとロンドン・オーバーグラウンドの駅をウエスト・エンド・レーンの東側に移転するとされている[5]。 この再開発計画には、既存の駅施設の解体と、ウエスト・エンド・レーンの3車線化が含まれると予想される[6][7]。この計画は、ノース・ロンドン線の運営権の方向性が不透明なため、2007年に凍結された[8]。テムズリンクの駅の改築案に変わって、ネットワーク・レールなどはアイヴァーソン・ロードにエレベーター付の歩道橋を設置し、新駅にアクセスする案を提案している[9]

2008年初頭に英国交通改善審議会英語版は、貨物線として利用されているダッジング・ヒル線英語版と線路を共用し、ミッドランド鉄道の貨物線の少なくとも2線を活用してウエスト・ハムステッド近郊を通るノース・アンド・ウエスト・ロンドン・ライト・レイルウエイ英語版[10]の計画を発表した。

バス路線

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ロンドンバス 139系統、328系統、C11系統が当駅を経由する。

運行

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ウエスト・ハムステッド駅には378形電車英語版によるノース・ロンドン線の列車が下記のように運転されている[11]

日中:

脚注

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  1. ^ Out-of-Station Interchanges” (Microsoft Excel). ロンドン交通局 (2 January 2016). 28 August 2016閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h Station usage estimates”. Rail statistics. Office of Rail Regulation. 2015年3月31日閲覧。 注記:統計手法は年により異なる場合がある。
  3. ^ Joe Brown (2006). London Railway Atlas. Ian Allan Publishing 
  4. ^ Trevena, Arthur (1980). Trains in Trouble. Vol. 1.. Redruth: Atlantic Books. p. 40. ISBN 0-906899-01-X 
  5. ^ Planning Framework for West Hampstead Interchange Area Appendix 2”. London Borough of Camden. pp. 25 (19 April 2005). 2008年7月29日閲覧。
  6. ^ West Hampstead Interchange”. AlwaysTouchOut.com (11 January 2006). 2008年7月29日閲覧。
  7. ^ West Hampstead Interchange Draft Planning Framework”. London Borough of Camden (19 April 2005). 2008年7月29日閲覧。
  8. ^ Station interchange plans put on hold”. Camden New Journal (15 March 2007). 2008年7月29日閲覧。
  9. ^ Thameslink station redevelopment gets go-ahead”. New Civil Engineer. 2016年9月18日閲覧。
  10. ^ London Campaign for Better Transport North and West London light railway (NWLLR) / Brent Cross Railway (BCR) plan”. Better Transport. 2016年9月18日閲覧。
  11. ^ Table 59、ナショナル・レール時刻表より。 May 2016