ウォレスズ・ジャイアント・ビー
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ウォレスズ・ジャイアント・ビー | |||||||||||||||||||||
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||
VULNERABLE (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Megachile pluto Smith, 1860 | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ウォレスズ・ジャイアント・ビー | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
Wallace's giant bee |
ウォレスズ・ジャイアント・ビー(Megachile pluto)[2]は、世界最大のハチとして知られる昆虫である[3]。1858年にイギリスの学者アルフレッド・ラッセル・ウォレスが発見した。1981年を最後に目撃例がなく絶滅したと考えられていたが、2019年に再発見された。国際自然保護連合によって危急種に指定されている。ウォレス・ジャイアント・ビーとも表記される[4][5]。
形態
[編集]メスは発達した大きな顎を持ち体長38mm、羽を伸ばした横幅は63.5mmに達する。オスはメスに比べると小さく体長23mmほどで大きな顎を持たない。全身は黒色で腹に白い帯状の模様を持つ。
分布
[編集]インドネシアのモルッカ諸島北部のバカン島、ハルマヘラ島、ティドレ島の3つの島でのみ目撃されている。近年、これらの島ではアブラヤシのプランテーションが建設され生息地を脅かしている。
生態
[編集]シロアリの1種 (Microserotermes amboinensis) の巣の中にフタバガキ科の植物 Anisoptera thurifera の樹脂を使って区画を作り生活する。
出典
[編集]- ^ Kuhlmann, M. (2014). “Megachile pluto”. IUCN Red List of Threatened Species 2014: e.T4410A21426160. doi:10.2305/IUCN.UK.2014-1.RLTS.T4410A21426160.en 2023年10月14日閲覧。.
- ^ “Rediscovering Wallace's giant bee”. globalwildlife.org. Global Wildlife Conservation (2019年2月21日). 2021年3月27日閲覧。
- ^ “「世界最大」のハチ、38年ぶりに発見 インドネシア”. CNN.co.jp (2019年2月22日). 2023年6月5日閲覧。
- ^ “【動画】世界最大のハチ、動く姿を撮影、野生で初”. ナショナルジオグラフィック (2019年2月26日). 2023年6月5日閲覧。
- ^ “翼幅6cm超! 世界最大のハチは、かくして約40年ぶりに「再発見」された(動画あり)”. WIRED (2019年7月18日). 2023年6月5日閲覧。