ウォーターズ・オブ・エデン
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『ウォーターズ・オブ・エデン』 | ||||
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トニー・レヴィン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ナラダ・プロダクション | |||
プロデュース | トニー・レヴィン、アーティ・トラウム | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
トニー・レヴィン アルバム 年表 | ||||
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『ウォーターズ・オブ・エデン』(Waters of Eden)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、トニー・レヴィンが2000年に発表した、ソロ名義では2作目のスタジオ・アルバム。
背景
[編集]レヴィンは主にフレットレスベースを演奏しており、本作の音楽性について「ベースがキーボードやギターと主役の座を分け合っている」と説明している[2]。
本作の参加メンバーのうち、ラリー・ファストとジェリー・マロッタは、以前レヴィンと共にピーター・ガブリエルのバンドで活動していた[2]。また、「ブールヴァード・オブ・ドリームズ」にゲスト参加したウォーレン・バーンハートは、レヴィンと共にリマージュ (L'Image)というバンドで活動していたことがある[3]。
評価
[編集]Tom Schulteはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「トニー・レヴィンがチェリストでもあることが明かされただけでなく、彼の主な楽器であるベース・ギターの熟達した腕前と、ベース・ギターのメロディックな可能性を極めて創造的に探求する姿勢が、引き続き証明されている」と評している[4]。また、鬼形智は本作の音楽性に関して「凄腕ベーシストのスーパー・テクニック集みたいなものではなく、ゆったりとしたテンポのソフト・フュージョン〜ニュー・エイジ風ナンバーが主体」と評している[5]。
収録曲
[編集]全曲ともトニー・レヴィン作。
- "Bone & Flesh" - 6:43
- "Waters of Eden" - 4:50
- "Icarus" - 5:34
- "Gecko Walk" - 5:01
- "Belle" - 4:01
- "Pillar of Fire" - 6:42
- "Boulevard of Dreams" - 6:46
- "Opal Road" - 6:22
- "Utopia" - 7:38
日本盤CD (PCCY-01457)
[編集]- フロム・ヒア・トゥ・ザ・スターズ - "From Here to the Stars" - 2:00
- ピラー・オブ・ファイアー - "Pillar of Fire" - 6:41
- ウォーターズ・オブ・エデン - "Waters of Eden" - 4:50
- オパール・ロード - "Opal Road" - 6:21
- ゲコウ・ウォーク - "Gecko Walk" - 4:59
- ユートピア - "Utopia" - 7:56
- ベル - "Belle" - 4:03
- イカロス - "Icarus" - 5:35
- ボーン&フレッシュ - "Bone & Flesh" - 6:47
- ブールヴァード・オブ・ドリームズ - "Boulevard of Dreams" - 6:46
参加ミュージシャン
[編集]- トニー・レヴィン - フレットレスベース (all songs)、エレクトリック・アップライト・ベース (on "Pillar of Fire")、チェロ (on "Waters of Eden", "Bone & Flesh")、ボイス・サンプル (on "From Here to the Stars")
- デヴィッド・トーン - ギター (on "Bone & Flesh")、ループ (on "Bone & Flesh")、ウード (on "Bone & Flesh")、プログラミング (on "Gecko Walk")
- ジェフ・ピーヴァー - ギター (on "Icarus", "Gecko Walk", "Pillar of Fire", "Opal Road", "Utopia")
- ラリー・ファスト - シンセサイザー (on "Bone & Flesh", "Gecko Walk", "Pillar of Fire", "Opal Road", "Utopia")
- デヴィッド・サンシャス - シンセサイザー (on "Waters of Eden", "Icarus")、ピアノ (on "Waters of Eden")、ヴァーチャル・ソプラノ・サクソフォーン (on "Icarus")
- ピート・レヴィン - シンセサイザー (on "Belle")
- ウォーレン・バーンハート - ピアノ (on "Boulevard of Dreams")
- ジェリー・マロッタ - ドラムス ("Belle", "Boulevard of Dreams", "From Here to the Stars"を除く全曲)
- カリフォルニア・ギター・トリオ(バート・ラムズ、森谷英世、ポール・リチャーズ) - アコースティック・ギター (on "Waters of Eden")
- スティーヴ・ゴーン - バーンスリー (on "Bone & Flesh", "Opal Road")
脚注
[編集]- ^ “トニー・レヴィン/ウォーターズ・オブ・エデン”. CDJournal. 音楽出版社. 2019年12月31日閲覧。
- ^ a b “Specials - Interview with Tony Levin”. Dutch Progressive Rock Page. 2019年12月31日閲覧。
- ^ CD英文ライナーノーツ(トニー・レヴィン)
- ^ Schulte, Tom. “Waters of Eden - Tony Levin”. AllMusic. 2019年12月31日閲覧。
- ^ 『ストレンジ・デイズ4月号増刊 キング・クリムゾン』(2004年4月1日、有限会社ストレンジ・デイズ)p.254