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ウォーターズ・オブ・エデン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ウォーターズ・オブ・エデン』
トニー・レヴィンスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル プログレッシブ・ロック
時間
レーベル ナラダ・プロダクション
プロデュース トニー・レヴィン、アーティ・トラウム
専門評論家によるレビュー
トニー・レヴィン アルバム 年表
ワールド・ダイアリー
(1995年)
ウォーターズ・オブ・エデン
(2000年)
ピーセズ・オブ・ザ・サン
(2002年)
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ウォーターズ・オブ・エデン』(Waters of Eden)は、アメリカ合衆国のミュージシャン、トニー・レヴィン2000年に発表した、ソロ名義では2作目のスタジオ・アルバム

背景

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レヴィンは主にフレットレスベースを演奏しており、本作の音楽性について「ベースがキーボードやギターと主役の座を分け合っている」と説明している[2]

本作の参加メンバーのうち、ラリー・ファストジェリー・マロッタは、以前レヴィンと共にピーター・ガブリエルのバンドで活動していた[2]。また、「ブールヴァード・オブ・ドリームズ」にゲスト参加したウォーレン・バーンハートは、レヴィンと共にリマージュ (L'Image)というバンドで活動していたことがある[3]

評価

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Tom Schulteはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「トニー・レヴィンがチェリストでもあることが明かされただけでなく、彼の主な楽器であるベース・ギターの熟達した腕前と、ベース・ギターのメロディックな可能性を極めて創造的に探求する姿勢が、引き続き証明されている」と評している[4]。また、鬼形智は本作の音楽性に関して「凄腕ベーシストのスーパー・テクニック集みたいなものではなく、ゆったりとしたテンポのソフト・フュージョン〜ニュー・エイジ風ナンバーが主体」と評している[5]

収録曲

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全曲ともトニー・レヴィン作。

  1. "Bone & Flesh" - 6:43
  2. "Waters of Eden" - 4:50
  3. "Icarus" - 5:34
  4. "Gecko Walk" - 5:01
  5. "Belle" - 4:01
  6. "Pillar of Fire" - 6:42
  7. "Boulevard of Dreams" - 6:46
  8. "Opal Road" - 6:22
  9. "Utopia" - 7:38

日本盤CD (PCCY-01457)

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  1. フロム・ヒア・トゥ・ザ・スターズ - "From Here to the Stars" - 2:00
  2. ピラー・オブ・ファイアー - "Pillar of Fire" - 6:41
  3. ウォーターズ・オブ・エデン - "Waters of Eden" - 4:50
  4. オパール・ロード - "Opal Road" - 6:21
  5. ゲコウ・ウォーク - "Gecko Walk" - 4:59
  6. ユートピア - "Utopia" - 7:56
  7. ベル - "Belle" - 4:03
  8. イカロス - "Icarus" - 5:35
  9. ボーン&フレッシュ - "Bone & Flesh" - 6:47
  10. ブールヴァード・オブ・ドリームズ - "Boulevard of Dreams" - 6:46

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ トニー・レヴィン/ウォーターズ・オブ・エデン”. CDJournal. 音楽出版社. 2019年12月31日閲覧。
  2. ^ a b Specials - Interview with Tony Levin”. Dutch Progressive Rock Page. 2019年12月31日閲覧。
  3. ^ CD英文ライナーノーツ(トニー・レヴィン)
  4. ^ Schulte, Tom. “Waters of Eden - Tony Levin”. AllMusic. 2019年12月31日閲覧。
  5. ^ 『ストレンジ・デイズ4月号増刊 キング・クリムゾン』(2004年4月1日、有限会社ストレンジ・デイズ)p.254