ウツヨキ
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ウツヨキ Utsjoki – Ohcejohka | ||
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市 | ||
Utsjoen kunta | ||
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フィンランド国内の位置 | ||
座標:北緯69度54分28.19秒 東経27度1分35.54秒 / 北緯69.9078306度 東経27.0265389度座標: 北緯69度54分28.19秒 東経27度1分35.54秒 / 北緯69.9078306度 東経27.0265389度 | ||
国 | フィンランド | |
県 | ラッピ県 | |
郡 | 北ラッピ郡 | |
市制施行 | 1876年 | |
政府 | ||
• 市長 | ヴオッコ・ティエヴァ=ニイッティヴオピオ | |
• 密度 | 0人/km2 | |
等時帯 | UTC+2 (EET) | |
• 夏時間 | UTC+3 (EEST) | |
ウェブサイト | www.utsjoki.fi |
ウツヨキ(フィンランド語: Utsjoki [ˈutsjoki]、イナリ・サーミ語:Uccjuuhâ、北部サーミ語:Ohcejohka [ˈoht͡seˌjohka]、スコルト・サーミ語:Uccjokk)は、フィンランドのラッピ県にある基礎自治体(以下、本稿では便宜上「市」と表記する)。同県イナリとノルウェーに隣接する。1876年に市制施行された。人口は1176人(2021年12月末)[1]、面積は5372平方キロメートル(このうち水域が228平方キロメートル)[2]。人口密度は1平方キロメートルあたり0.23人である。
フィンランドの市のなかで、サーミ語話者の割合が46.6%と最も高く[3]、フィンランド語と北部サーミ語の二言語が公用語となっている。
北極海にそそぐテノ川(ノルウェー名:タナ川)がノルウェー国境である。テノ川にはサケが多いため、釣り場として人気がある。フィンランドおよび欧州連合で最北の村であるヌオルガムには、世界最北の陸上国境が通る。
ウツヨキは、フィンランド最長の高速道路である高速4号線 (en:Finnish national road 4) の北端である。欧州自動車道路のE75号線は、サーミ橋を越えてノルウェーまで伸びる。
市内には面積712平方キロメートルのケヴォ自然保護区がある。同保護区内には、ケヴォ峡谷の断崖を通過する全長63キロメートルの遊歩道がある。
ギャラリー
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市内のマントヤルヴィ村
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ノルウェー側からみたウツヨキ
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ノルウェー国境のサーミ橋
脚注
[編集]- ^ a b c d e "Ennakkoväkiluku sukupuolen mukaan alueittain, maaliskuu.2016" (Finnish). Statistics Finland. 2016年3月31日閲覧。
- ^ a b c d e "Area by municipality as of 2011-01-01" (PDF) (Finnish、Swedish). Land Survey of Finland. 2011年3月9日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o “Population according to language and the number of foreigners and land area km2 by area as of 31 12月 2008”. Statistics Finland's PX-Web databases. Statistics Finland. 2009年3月29日閲覧。
- ^ a b "List of municipal and parish tax rates in 2011". Tax Administration of Finland. 29 November 2010. 2011年3月13日閲覧。
- ^ a b c d e "Population according to age and gender by area as of 2008-12-31". Statistics Finland's PX-Web databases. Statistics Finland. 2009年4月28日閲覧。