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ウボンラット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ウボンラット
อุบลรัตน
チャクリー王家
2010年
続柄 ラーマ9世第1王女

全名 ウボンラッタナラーチャカンヤーシリワッタナーパンナワディー
ทูลกระหม่อมหญิงอุบลรัตนราชกัญญา สิริวัฒนาพรรณวดี
身位 王女
出生 (1951-04-05) 1951年4月5日(73歳)
スイスの旗 スイスローザンヌ
配偶者 ピーター・ラッド・ジェンセン
(1972年-1998年)
子女 プローイパイリン
プム
シリキティヤー
父親 ラーマ9世
母親 シリキット
テンプレートを表示
称号:王女
敬称 王女
The Princess
ทูลกระหม่อมหญิง
タイ王室

ラーマ10世国王
スティダー王后
シニーナ貴人



ウボンラッタナラーチャカンヤーシリワッタナーパンナワディーทูลกระหม่อมหญิงอุบลรัตนราชกัญญา สิริวัฒนาพรรณวดี, 旧名、ウボンラッタナラーチャカンヤー1951年4月5日 - )は、タイ王国王族

ラーマ9世国王(プーミポン・アドゥンラヤデート)とシリキット王妃の長女[1]ラーマ10世国王(ワチラーロンコーン)の姉。外国人と結婚したため、王族籍は消滅した[1]。離婚した今でも、王族的な扱いを受けている。

王族籍を保有していた時代は「ソムデットプラチャオルークヤートゥーチャオファー」を冠していて、当時の英語での称号はHer Royal Highness。

略歴

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モノグラム

1951年、ラーマ9世国王とシリキット王妃の長女としてスイスローザンヌで誕生。少女時代には父親と共にヨットレースに出場するなどスポーツ好きであった。姉弟妹の中でも特に成績優秀でマサチューセッツ工科大学(MIT)に留学している。

MIT在学中に知り合ったピーター・ラッド・ジェンセン(アメリカ人)と結婚したことにより王族籍が剥奪される(王室典範によるもの)。MITで理学士号(数学)を取得後、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で公衆衛生学の修士号を取得し、同校で数年間教鞭をとる。ピーターとの間には3人の子供をもうけた。

1998年には離婚しタイへ帰国。現在では、ラーマ9世の外戚として王族に準じた扱いを受けている。

2018年5月に若者向けの音楽ライブで「恋するフォーチュンクッキー」のタイ語カバー曲「คุกกี้เสี่ยงทาย」(クッキーシアンターイ)を歌を披露した[2]

2019年2月8日、タイ国家維持党英語版の首相候補として2019年タイ総選挙に出馬することが明らかになった[1][3]が、実弟のラーマ10世が直ちに「たとえ王族籍はなくとも、現国王(たる私)の姉であること、王族であることに変わりはなく、いかなる形であれ政治職につくことは不適切な行為だ」としてこれに反発する声明を発し[4]、わずか1日で撤回に追い込まれた[5][6]

子女

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脚注

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関連項目

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ウボンラット

1951年4月5日 - 存命中

儀礼席次
先代
チュラポーンワライラッグ
'第6位'
ウボンラッタナ
ラーチャカンヤー
次代
ソームサワリー