タリア綱
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(ウミタルから転送)
タリア綱 | |||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||
Thaliacea Nielsen, 1995 | |||||||||||||||
目 | |||||||||||||||
タリア綱(タリアこう、Thaliacea)は尾索動物の一種で、海に住む動物である。近縁種で海底で生活するホヤとは異なり、一生海を漂いながら過ごす。ヒカリボヤ目(Pyrosomida)、ウミタル目(Doliolida)、サルパ目(Salpida)の3つの目に細分される。ヒカリボヤは小さな個虫が総排出腔の周りに集合してコロニーを作っている。総排出腔が開いて個虫から水が排出されると、水の勢いによって前に進む。ウミタルとサルパは生活環上で、個体とコロニーの状態を行き来する。サルパのコロニーは数メートルの長さにもなる。ヒカリボヤと異なり、ウミタルとサルパは筋肉の力によって海中を進む。タリア綱の生物は全て濾過摂食を行う。海中を進みながら、樽の様な形になって水を吸い込み餌を採る。