ウラジーミル・アドラツキー
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人物情報 | |
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生誕 |
1878年8月19日 ロシア帝国 カザン |
死没 |
1945年6月5日 (66歳没) ソビエト連邦 モスクワ |
出身校 | カザン大学 |
学問 | |
研究分野 | 哲学・思想 |
研究機関 | 中央文書保管局 |
ウラジーミル・ヴィクトロヴィチ・アドラツキー(ロシア語: Владимир Викторович Адоратский、英語: Vladimir Viktorovich Adoratsky、1878年8月19日 - 1945年6月5日)は、ソビエト連邦の哲学者。
経歴
[編集]ロシア帝国カザン生まれ。1903年カザン大学卒業。若くして革命運動に参加、1904年ボリシェヴィキの一員となった。1917年の十月革命後、党中央文書保管局に勤務。中央文書保管局次長、レーニン研究所幹部会員を経て、1931年マルクス・エンゲルス・レーニン研究所(のちのソビエト連邦共産党中央委員会付属マルクス・レーニン主義研究所)所長[1]。1936年-1939年、ソ連科学アカデミー哲学研究所(ru:Институт философии РАН)所長。
研究内容・業績
[編集]カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの全集(Marx-Engels-Gesamtausgabe、いわゆる旧メガ)やウラジーミル・レーニンの全集の編集責任者を務めた。『国家論』『イデオロギー論』などの著作がある[2]。