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ウルは空色魔女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウルは空色魔女(ウルはそらいろまじょ)は、あさのますみによる児童文学作品。挿絵は椎名優角川つばさ文庫発刊に合わせ第1巻が発行され、現在第3巻まで発行されている。あさのによる初の小説である。

あらすじ

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ドゥール魔法学院の生徒には10歳になると一つだけ魔法が授けられ、人間界に修業に行く。修業の進捗により、10歳の空色魔女から15歳の夕焼け魔女、19歳の闇色魔女へと進級するが、修業の成果である「きざし」を得ることができないと、ずっと10歳の姿のままとなる。ウルも修業するべく、人間界のちさとの家へとたどりついたが…

登場人物

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ウル
本作の主人公。ドゥール魔法学院5年生の女の子。ものを甘くする魔法が使える空色魔女で、修業のためちさとの家にやってきた。
ちさと
小学5年生の、しっかりした性格の女の子。幼いころに母親を亡くしている。父親は「パティスリー・シトロン」のパティシエ
レーナ
ウルの同級生の空色魔女。雨を降らす魔法が使える。やや高飛車な性格。
春日野さん
ちさとの同級生。母親がファッション誌の記者である影響から、自身もおしゃれが自慢。
恭介
ちさとの隣の家に住む男の子。ちさとたちより1つ年上で、バスケットボールが得意。
ディア
ウルがあこがれる、有能な闇色魔女。
一ノ瀬みや美
老舗和菓子店「みかづき堂」の一人娘。2巻より登場。
ちょびちゃん
小学1年生の、ピアノが得意な女の子。本名は千世美。魔女はいると固く信じている。3巻より登場。
アリア
隣町で修行中の空色魔女。ものを凍らせる魔法が使える。3巻より登場。

コミカライズ

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2011年6月21日に、同年7月1日発売分からの「キャラぱふぇコミック」(アスキーメディアワークス)および「月刊コンプエース」(角川書店)で漫画版を連載する旨発表された[1]

コンプエース版

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「月刊コンプエース」2012年1月号より同年8月号まで連載された。作画者は綾見ちはおよび云熊まく。単行本全1巻。内容は原作シリーズ第1巻『ウルは空色魔女1 はじめての魔法クッキー』の全編を一部簡略化[2]したものとなっている。

エピソード

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既刊

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原作小説

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すべて角川つばさ文庫(角川書店)刊。

  1. 『ウルは空色魔女1 はじめての魔法クッキー』 2009年3月3日初版発行 ISBN 978-4-04-631012-5
  2. 『ウルは空色魔女2 なつやすみは魔法クレープ!』 2010年3月15日初版発行 ISBN 978-4-04-631043-9
  3. 『ウルは空色魔女3 贈りものは魔法パフェ!』 2010年12月15日初版発行 ISBN 978-4-04-631137-5

コミック

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カドカワコミックス・エース(角川書店)刊。

  • 『ウルは空色魔女』(コンプエース連載版 / 原作:あさのますみ / 作画:綾見ちは・云熊まく / キャラクター原案:椎名優) 2012年8月25日初版発行 ISBN 978-4-04-120362-0

脚注

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  1. ^ ウル空がコミックになるよ★(2011年6月21日、角川つばさ文庫つばさちゃんニュース)
  2. ^ 恭介の怪我のエピソードなどが省かれている。
  3. ^ 2011年1月19日放送の超! mobile A&G presents 生放送!にて、あさの自身による発言。
  4. ^ 文化放送超!A&Gショップ

外部リンク

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