ウルバヌス4世 (ローマ教皇)
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ウルバヌス4世 | |
---|---|
第182代 ローマ教皇 | |
教皇就任 | 1261年8月29日 |
教皇離任 | 1264年10月2日 |
先代 | アレクサンデル4世 |
次代 | クレメンス4世 |
個人情報 | |
出生 |
1200年 フランス王国 トロワ |
死去 |
1264年10月2日 教皇領 ペルージャ |
その他のウルバヌス | |
テンプレートを表示 |
ウルバヌス4世(Urbanus IV,1200年 - 1264年10月2日)は、ローマ教皇(在位:1261年 - 1264年)。フランス・シャンパーニュのトロワ出身で、本名はジャック・パンタレオン(Jacques Pantaléon)。
生涯と業績
[編集]靴職人の子として生まれ、パリで神学と法学を学び、リエージュの副司祭を務めた後、第1リヨン公会議に参加してインノケンティウス4世の目に留まり、1249年、プロイセンに派遣されドイツ騎士団とプロイセン人の間に条約を締結した。1253年、ヴェルダン司教に任命、1255年にはアレクサンデル4世にエルサレム主教に任命された。1261年のアレクサンデル4世の死後に教皇に選出、ウルバヌス4世を名乗った。
イタリアはシチリア王国と神聖ローマ帝国を治めていたホーエンシュタウフェン朝と教皇との対立の場となり、都市国家と貴族もそれぞれ教皇派と皇帝派に分かれて抗争を続けていた。ウルバヌス4世はシチリア王マンフレーディを討ち取る為にフランス王ルイ9世の弟・シャルル・ダンジューを1263年7月にシチリア王に封じた。しかし、シャルルが準備に手間取る間にマンフレーディが中部イタリアへ侵攻、ウルバヌス4世はペルージャへ避難したが、そこで死亡した。打倒ホーエンシュタウフェン朝の願いは次の教皇クレメンス4世に託される事になった。
外交では東ローマ帝国皇帝ミカエル8世パレオロゴスとアカイア公ギヨーム2世・ド・ヴィルアルドゥアンの講和に尽力した。また、タンホイザー伝説の登場人物の1人に数えられている。
ローマ教皇(第182代: 1261年 - 1264年) | |
---|---|
古代 | ペトロ33?-67? / リヌス66?-78? / アナクレトゥス79?-91? / クレメンス1世91-101 / エウァリストゥス101-108 / アレクサンデル1世109-116 / シクストゥス1世116-125 / テレスフォルス125-136 / ヒギヌス136-142 / ピウス1世142-155 / アニケトゥス155-167 / ソテル167-174 / エレウテルス175-189 / ウィクトル1世189-199 / ゼフィリヌス199-217 / カリストゥス1世217-222 / ウルバヌス1世222-230 / ポンティアヌス230-235 / アンテルス235-236 / ファビアヌス236-250 / コルネリウス251-253 / ルキウス253-254 / ステファヌス1世254-257 / シクストゥス2世257-258 / ディオニュシウス259-268 / フェリクス1世269-274 / エウティキアヌス275-283 / カイウス283-296 / マルケリヌス296-304 / マルケルス1世306-309 / エウセビウス310 / ミルティアデス311-314 / シルウェステル1世314-335 / マルクス336 / ユリウス1世337-352 / リベリウス352-366 / ダマスス1世366-384 / シリキウス384-399 / アナスタシウス1世399-401 / インノケンティウス1世401-417 / ゾシムス417-418 / ボニファティウス1世418-422 / ケレスティヌス1世422-432 / シクストゥス3世432-440 / レオ1世440-461 / ヒラルス461-468 / シンプリキウス468-483 |
中世 | フェリクス3世483-492 / ゲラシウス1世492-496 / アナスタシウス2世496-498 / シンマクス498-514 / ホルミスダス514-523 / ヨハネス1世523-526 / フェリクス4世526-530 / ボニファティウス2世530-532 / ヨハネス2世533-535 / アガペトゥス1世535-536 / シルウェリウス536-537 / ウィギリウス537-555 / ペラギウス1世556-551 / ヨハネス3世561-574 / ベネディクトゥス1世575-579 / ペラギウス2世579-590 / グレゴリウス1世590-604 / サビニアヌス604-606 / ボニファティウス3世607 / ボニファティウス4世608-615 / アデオダトゥス1世615-618 / ボニファティウス5世619-625 / ホノリウス1世625-638 / セウェリヌス640 / ヨハネス4世640-642 / テオドルス1世642-649 / マルティヌス1世649-653 / エウゲニウス1世654-657 / ウィタリアヌス657-672 / アデオダトゥス2世672-676 / ドヌス676-678 / アガト678-681 / レオ2世682-683 / ベネディクトゥス2世684-685 / ヨハネス5世685-686 / コノン686-687 / セルギウス1世687-701 / ヨハネス6世701-705 / ヨハネス7世705-707 / シシニウス708 / コンスタンティヌス708-715 / グレゴリウス2世715-731 / グレゴリウス3世731-741 / ザカリアス741-752 / (ステファヌス7521) / ステファヌス2世752-757 / パウルス1世757-767 / ステファヌス3世768-772 / ハドリアヌス1世772-795 / レオ3世795-816 / ステファヌス4世816-817 / パスカリス1世817-824 / エウゲニウス2世824-827 / ウァレンティヌス827 / グレゴリウス4世827-844 / セルギウス2世844-847 / レオ4世847-855 / ベネディクトゥス3世855-858 / ニコラウス1世858-867 / ハドリアヌス2世867-872 / ヨハネス8世872-882 / マリヌス1世882-884 / ハドリアヌス3世884-885 / ステファヌス5世885-891 / フォルモスス891-896 / ボニファティウス6世896 / ステファヌス6世896-897 / ロマヌス897 / テオドルス2世897 / ヨハネス9世898-900 / ベネディクトゥス4世900-903 / レオ5世903 / セルギウス3世904-911 / アナスタシウス3世911-913 / ランド913-914 / ヨハネス10世914-928 / レオ6世928 / ステファヌス7世928-931 / ヨハネス11世931-936 / レオ7世936-939 / ステファヌス8世939-942 / マリヌス2世942-946 / アガペトゥス2世946-955 / ヨハネス12世955-964 / レオ8世963-965 / ベネディクトゥス5世964 / ヨハネス13世965-972 / ベネディクトゥス6世973-974 / ベネディクトゥス7世974-983 / ヨハネス14世983-984 / ヨハネス15世985-996 / グレゴリウス5世996-999 / シルウェステル2世999-1003 / ヨハネス17世1003 / ヨハネス18世1004-1009 / セルギウス4世1009-1012 / ベネディクトゥス8世1012-1024 / ヨハネス19世1024-1032 / ベネディクトゥス9世1032-1044 / シルウェステル3世1045 / ベネディクトゥス9世(復位)1045 / グレゴリウス6世1045-1046 / クレメンス2世1046-1047 / ベネディクトゥス9世(復位)1047-1048 / ダマスス2世1048 / レオ9世1049-1054 / ウィクトル2世1055-1057 / ステファヌス9世1057-1058 / ニコラウス2世1058-1061 / アレクサンデル2世1061-1073 / グレゴリウス7世1073-1085 / ウィクトル3世1086-1087 / ウルバヌス2世1088-1099 / パスカリス2世1099-1118 / ゲラシウス2世1118-1119 / カリストゥス2世1119-1124 / ホノリウス2世1124-1130 / インノケンティウス2世1130-1143 / ケレスティヌス2世1143-1144 / ルキウス2世1144-1145 / エウゲニウス3世1145-1153 / アナスタシウス4世1153-1154 / ハドリアヌス4世1154-1159 / アレクサンデル3世1159-1181 / ルキウス3世1181-1185 / ウルバヌス3世1185-1187 / グレゴリウス8世1187 / クレメンス3世1187-1191 / ケレスティヌス3世1191-1198 / インノケンティウス3世1198-1216 / ホノリウス3世1216-1227 / グレゴリウス9世1227-1241 / ケレスティヌス4世1241 / インノケンティウス4世1243-1254 / アレクサンデル4世1254-1261 / ウルバヌス4世1261-1264 / クレメンス4世1265-1268 / グレゴリウス10世1271-1276 / インノケンティウス5世1276 / ハドリアヌス5世1276 / ヨハネス21世1276-1277 / ニコラウス3世1277-1280 / マルティヌス4世1281-1285 / ホノリウス4世1285-1287 / ニコラウス4世1288-1292 / ケレスティヌス5世1294 / ボニファティウス8世1294-1303 / ベネディクトゥス11世1303-1304 / クレメンス5世1305-1314 / ヨハネス22世1316-1334 / ベネディクトゥス12世1334-1342 / クレメンス6世1342-1352 / インノケンティウス6世1352-1362 / ウルバヌス5世1362-1370 / グレゴリウス11世1370-1378 / ウルバヌス6世1378-1379 / ボニファティウス9世1389-1404 / インノケンティウス7世1404-1406 / グレゴリウス12世1406-1415 / マルティヌス5世1417-1431 / エウゲニウス4世1431-1447 / ニコラウス5世1447-1455 |
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近代 | |
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