ウ・ジョーティカ・セヤドー
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ウ・ジョーティカ・セヤドー(Sayadaw U Jotika、1947年8月 - )は、ミャンマーのテーラワーダ仏教僧侶。
経歴・人物
[編集]1947年8月、ミャンマーのモン州モーラミャインでムスリムの家庭に生まれる[1][2][3][注釈 1]。ローマン・カトリックのミッション・スクールで基礎教育を受ける[1][2][3]。若年期には様々な宗教や西洋の哲学、心理学、自然科学に接したが、制度宗教を信じることはなかった[1][2]。
大学で電気工学を学び、1973年にラングーン工科大学(現・ヤンゴン工科大学)を卒業[1]。電気技師となる[1]。仏教瞑想に強い関心をもつようになった[1]。人生が不満足であることや、多くの人は主に健康や官能的な喜び、名声、権力、地位を得るために貴重な時間を費やすということに気付く[1]。
結婚し二子を儲けていたが、26歳で家族を残して沙弥となり、のちに出家しテーラワーダの比丘となる[1]。著作“Snow in the Summer”で国際的に名が知られた[1]。ミャンマーのヤンゴンを拠点としつつ、外国での瞑想指導もしばしば行っている[1][2][3]。ビルマ語の著作は20冊以上が出版されている[3]。英語に堪能で西洋文化にも造詣が深く、英文著作は世界中で読まれている[3]。
和訳された著作
[編集]書籍
[編集]書籍化された著作の別バージョン
[編集]書籍化されていない著作
[編集]- 『スノー・イン・ザ・サマー』 魚川祐司訳、2013年[7]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j Sayadaw U Jotika
- ^ a b c d e ウ・ジョーティカ『スノー・イン・ザ・サマー』 魚川祐司訳、2013年、pp.10-11
- ^ a b c d e f g ウ・ジョーティカ 『自由への旅』 新潮社、2016年12月、541-542および548頁(魚川祐司による訳者解説)。
- ^ 『ネガティブなことへの対処法』|ミャンマー仏教書ライブラリー ~英緬仏教書の翻訳・公開~
- ^ 『許すこと』|ミャンマー仏教書ライブラリー ~英緬仏教書の翻訳・公開~
- ^ 『自由への旅』|ミャンマー仏教書ライブラリー ~英緬仏教書の翻訳・公開~
- ^ 『スノー・イン・ザ・サマー』|ミャンマー仏教書ライブラリー ~英緬仏教書の翻訳・公開~