コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

エイドリアン・グリフィン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エイドリアン・グリフィン
Adrian Griffin
シカゴ・ブルズでのグリフィン
(2007年)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生年月日 (1974-07-04) 1974年7月4日(50歳)
出身地 カンザス州ウィチタ
身長 196cm (6 ft 5 in)
体重 104kg (229 lb)
キャリア情報
高校 ウィチタ・イースト高等学校
大学 シートン・ホール大学
NBAドラフト 1996年 / ドラフト外
プロ選手期間 1996年–2008年
ポジション SF / SG
シュート
背番号歴 44, 7
指導者期間 2008年–現在
経歴
選手時代:
1996ロングアイランド・サーフ英語版
1996–1998コネチカット・プライド英語版
1998アトランティックシティ・シーガルズ英語版
1998ロゼート・バスケット英語版
1998–1999コネチカット・プライド
1999アトランティックシティ・シーガルズ
19992001ボストン・セルティックス
20012003ダラス・マーベリックス
2003–2004ヒューストン・ロケッツ
2004–2005シカゴ・ブルズ
2005–2006ダラス・マーベリックス
20062008シカゴ・ブルズ
2008シアトル・スーパーソニックス
コーチ時代:
20082010ミルウォーキー・バックス (アシスタント)
20102015シカゴ・ブルズ (アシスタント)
2015–2016オーランド・マジック (アシスタント)
20162018オクラホマシティ・サンダー (アシスタント)
20182023トロント・ラプターズ (アシスタント)
2023–2024ミルウォーキー・バックス
受賞歴

選手時代

  • CBAチャンピオン (1999)
  • CBAファイナルMVP (1999)
  • CBAシーズンMVP (1999)
  • 2× オールCBAファーストチーム (1998, 1999)
  • 2× CBAオールディフェンシブチーム (1998, 1999)
  • CBAオールルーキーファーストチーム (1997)
  • USBL最優秀選手賞 (1999)
  • 2× USBLプレーオフMVP (1998, 1999)
  • オールビッグ・イーストセカンドチーム (1996)
  • オールビッグ・イーストサードチーム (1995)

アシスタントコーチ時代

NBA通算成績
得点 1,919 (4.0 ppg)
リバウンド 1,512 (3.2 rpg)
アシスト 653 (1.4 apg)
Stats ウィキデータを編集 Basketball-Reference.com
Stats ウィキデータを編集 NBA.com 選手情報 NBA.Rakuten
代表歴
キャップ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
アメリカ選手権
金メダル - 1位 1997 モンテビエド

エイドリアン・ダーネル・グリフィンAdrian Darnell Griffin, 1974年7月4日 - )は、アメリカ合衆国カンザス州ウィチタ出身の元プロバスケットボール選手であり、現在は指導者。息子のAJ・グリフィンNBA選手。

経歴

[編集]

現役時代

[編集]

シートン・ホール大学では4年目の1995-96シーズンに平均16.2得点・8.3リバウンド・3.1アシストを記録し、オールビッグ・イーストセカンドチームに選出された。また、同大学での殿堂入りを果たしている[1]

1996年のNBAドラフトでは指名がなかった。その後、1999年まではCBAUSBLなどでプレーした。CBAのコネチカット・プライド英語版に所属していた1998-99シーズンはシーズンMVPを受賞。チームを優勝に導き、ファイナルMVPも受賞した[2]

1999-2000シーズンボストン・セルティックスと契約し、NBAデビューを果たした。

その後はダラス・マーベリックスヒューストン・ロケッツシカゴ・ブルズでプレーした。マーベリックスに在籍していた2006年のNBAファイナルでは先発出場した。

2006年7月17日に古巣のブルズと3年契約を結んだ[3]

2008年2月21日には3チーム間のトレードでシアトル・スーパーソニックスへ移籍した。シーズン終了後の8月13日には3チーム間のトレードでミルウォーキー・バックスへ放出され、その後解雇されて現役を引退した[4]

コーチ時代

[編集]

引退後すぐにバックスのアシスタントコーチに就任し、2年間在籍した。

2010年9月9日にブルズのアシスタントコーチに就任し、5年間在籍した[5]

2014年のワールドカップではアメリカ代表のアシスタントコーチを務めた。

2015年6月26日にオーランド・マジックのアシスタントコーチに就任した[6]

2016年6月9日にオクラホマシティ・サンダーのアシスタントコーチに就任した[7]

2018年6月25日にトロント・ラプターズのアシスタントコーチに就任した[8]

2018-19シーズンにはNBAチャンピオンに輝いた。

2021-22シーズン、レギュラーシーズン最終戦となったニューヨーク・ニックス戦では代理でヘッドコーチを務めた[9]

2023年6月5日にミルウォーキー・バックスのヘッドコーチに就任した[10]

1年目の2023-24シーズン途中の2024年1月23日に、それまで30勝13敗と好成績を記録していたにもかかわらず解任された[11]

家族

[編集]

息子のAJ・グリフィンもNBA選手で、現在はアトランタ・ホークスに所属している。もう一人の息子のアラン・グリフィン英語版もプロバスケットボール選手で、現在はカナダのプロリーグでプレーしている。

脚注

[編集]
  1. ^ Seton Hall Athletics Hall of Fame” (英語). Seton Hall University Athletics. 2023年5月27日閲覧。
  2. ^ Adrian Griffin minor league basketball Statistics on StatsCrew.com” (英語). www.statscrew.com. 2023年5月28日閲覧。
  3. ^ Report: Bulls, Adrian Griffin agree to three-year deal” (英語). ESPN.com (2006年7月17日). 2023年5月28日閲覧。
  4. ^ Cavaliers Acquire Williams in Three-Team Trade” (英語). www.nba.com. 2023年5月28日閲覧。
  5. ^ NBA.com: Transactions: 2010-11 Season”. web.archive.org (2010年7月7日). 2023年5月28日閲覧。
  6. ^ Magic Name Griffin, Mathis, Elie and Henry Assistant Coaches” (英語). www.nba.com. 2023年5月28日閲覧。
  7. ^ Sources: Griffin to take Williams' spot for OKC” (英語). ESPN.com (2016年6月9日). 2023年5月28日閲覧。
  8. ^ Report: Raptors to hire Adrian Griffin as lead assistant coach” (英語). www.sportsnet.ca. 2023年5月28日閲覧。
  9. ^ Rose, Aaron (2022年4月10日). “Raptors End Successful Season as Attention Turns Toward the 76ers and the Playoffs” (英語). Sports Illustrated Toronto Raptors News, Analysis and More. 2023年5月28日閲覧。
  10. ^ https://www.nba.com/bucks/news/milwaukee-bucks-hire-adrian-griffin-as-head-coach
  11. ^ Milwaukee Bucks Dismiss Head Coach Adrian Griffin” (英語). www.nba.com. 2024年1月24日閲覧。

外部リンク

[編集]