エスティ・モバイルディスプレイ
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種類 | 株式会社 |
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略称 | STMD |
本社所在地 |
520-2362 滋賀県野洲市市三宅800 |
設立 | 2005年(平成17年)3月31日 |
業種 | 電気機器 |
事業内容 | モバイル機器向け低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイパネルの製造等。 |
代表者 | 代表取締役社長 林久雄 |
資本金 | 1億円 |
従業員数 | 394名(2007年8月31日現在) |
主要株主 |
ソニー(株) 80% (株)豊田自動織機 20% |
特記事項:エスティ・エルシーディ(株)とエスティ・モバイルディスプレイ(株)の経営統合に関するお知らせ(2007年9月26日、ソニー・ニュースリリース)より |
エスティ・モバイルディスプレイ株式会社(英: ST Mobile Display Corporation、略称:STMD)は、かつて存在した日本の液晶ディスプレイメーカー。滋賀県野洲市に本社・工場を置いていた。
概要
[編集]ソニー株式会社と株式会社豊田自動織機の共同出資で設立された。
モバイル機器向けの小型の液晶ディスプレイ(低温ポリシリコンLCD)を主に生産していた。IDTech社(台湾奇美電子と日本IBMの合弁会社)の液晶ディスプレイ製造事業(ただしIDTechはアモルファスシリコンLCDを生産していた)を継承した。詳細は沿革を参照。
2007年12月1日付けでエスティ・エルシーディーと経営統合し、ソニーモバイルディスプレイ株式会社となった。その後、2009年3月31日までにソニーの完全子会社となった。
沿革
[編集]- 2001年
- 奇美電子(台湾)がディスプレイ・テクノロジー(dti)野洲事業所の液晶パネル生産ラインを買収。
- 10月 - インターナショナル ディスプレイ・テクノロジー(IDTech)設立。社員はdtiに所属し、委託という形で生産開始。
- 2004年
- 奇美電子がdtiを100%子会社化することを決定。
- 5月 - 新生IDTechが設立。社員はdtiを退職し、IDTechに入社。
- 2005年
- 1月 - ソニーがIDTech野洲事業所を買収することで、奇美電子と基本合意。
- 3月 - エスティ・モバイルディスプレイ(STMD)設立。
- 2006年4月 - 量産開始(IDTech野洲工場にいる社員がSTMDに入社)。
- 2007年12月 - エスティ・エルシーディーと経営統合し、ソニーモバイルディスプレイ株式会社が発足(出資比率:ソニー86%、豊田自動織機14%)。
関連項目
[編集]- S-LCD - ソニーと韓国サムスン電子との合弁会社である。詳細は当該項目参照
- エスティ・エルシーディ - こちらもソニーと豊田自動織機との合弁会社で、愛知県で低温ポリシリコンLCDを生産していた。詳細は当該項目を参照