エストゥレソル太陽熱発電所
表示
エストゥレソル太陽熱発電所(エストゥレソルたいようねつはつでんしょ)は、スペイン・エストレマドゥーラ州バダホス県トーレ・デ・ミゲル・セスメーロに設置されている太陽光熱発電所である。1号機は2009年2月25日に操業を開始した。
名称の由来
[編集]施設名の「Extresol」とは、バダホス県が属している「エストレマドゥーラ州(Extremadura)」と、太陽を意味するスペイン語「sol」を組み合わせた造語である[注釈 1] 。
設備
[編集]エストゥレソル太陽熱発電所の敷地面積は約6 km2であり、この中に3つの独立した発電設備を持つ。いずれも集光方式はパラボラトラフ式である。蓄熱設備も擁しており、昼間に溶融塩へと熱を溜めておけるようになっている [1] 。 なお、3基の合計の定格出力は約150 MWである。ただし、これはスペインの法律上の規制で、1基当たりの出力が50 MWに制限されていることによる。
1号機
[編集]1号機の建設費は約300万ユーロであり、2009年2月25日に運転を開始した [2] 。 定格出力は50 MWである [3] 。
2号機
[編集]定格出力は50 MWである [4] 。
3号機
[編集]定格出力は50 MWである [5] 。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ Extresolの「x」のように子音の前にある「x」は、スペイン本土の場合、通常は「ks」とは発音せずに「s」とのみ発音する。
出典
[編集]- ^ “Extresol”. Estela Solar. 2010年2月25日閲覧。
- ^ “Inaugurada Extresol-I, la primera termoeléctrica de ACS en Extremadura” (Spanish). Energías-Renovables.com. 2010年2月25日閲覧。
- ^ Extresol-1 (アメリカ合衆国再生可能エネルギー研究所/NREL)
- ^ Extresol-2 (アメリカ合衆国再生可能エネルギー研究所/NREL)
- ^ Extresol-3 (アメリカ合衆国再生可能エネルギー研究所/NREL)