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エス・ビルド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
株式会社エス・ビルド
種類 株式会社[1]
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
541-0045
大阪府大阪市中央区道修町1-5-18 朝日生命道修町ビル1F[1][2]
設立 2003年8月[1]
業種 建設業
事業内容 オフィスインテリアコンストラクション事業
アーキテクチュラルソフトウェア事業
レジンプロダクト事業[1]
代表者 澤口 貴一(代表取締役)[1]
資本金 2,000万円[1]
売上高 28億6495万円(2024年実績)[1]
従業員数 97名(パート・アルバイト含む)[1]
外部リンク https://s-build.jp/
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株式会社エス・ビルドは、大阪府大阪市中央区道修町1丁目に本拠を置く、オフィス内装を手掛ける企業

概要

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オフィス内装に特化した内装工事会社で、「唯一無二の内装工事会社」を標榜。オフィス改装、下請けに特化することで差別化を図り、独自路線を切り拓く。2003年の創業以降、20年連続で増収増益を達成。年間施工件数は2000件を超え、『丸の内ビルディング』『虎ノ門ヒルズ』『GINZA SIX』内や大阪・『あべのハルカス』『グランフロント大阪』『関西国際空港』内のオフィス・店舗内装なども手掛けた。経営ミッションを「変化と挑戦を楽しみ、ものづくりを通して"唯一無二"の価値を提供する」とし、社員の自発性を尊重し、既成概念や常識に縛らない社風を特徴とする。リーマンショック時に東京へ進出[3][4]

ITとは無縁の工事会社であったが、2017年に施工管理アプリANDPADを導入。工程管理及び案件管理の効率化を図る。自社ソフトを開発するなど、デジタル化にも取り組み、2017年、積算ソフト「建築の電卓」を販売開始[5]新型コロナ禍中にも、新たにテーブル事業を始めるなど、常に積極姿勢を見せる。経営陣と社員の間から垣根を取り払い、役職ではなく「さん」付けで呼び合う。社員の働き方改革にも積極的に取り組み、平均年齢は31歳[6](業界平均44.5歳)。男女比率は1:1[3]社員の半分以上が文系出身[4][7][8]

事業内容

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以下の3つの事業からなる。

オフィスインテリアコンストラクション事業

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  • オフィス内装工事一式
  • 原状回復工事一式

アーキテクチュラルソフトウェア事業

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2017年より"本当に使える便利なソフト"をテーマに自社で積算ソフトの開発を開始。2019年4月より躯体情報から必要な部材の材料を瞬時に計算できるソフト「建築の電卓」の販売を開始。300社以上の販売実績。

レジンプロダクト事業

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2020年、レジンテーブルブランド「MURUI」を立ち上げ、製造から販売まですべて自社で行う。ブランド名は、独自の発想や想像力で他にはない「無類(=MURUI)のレジンテーブルブランドになりたい」の意味。

以上出典[9]

沿革

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  • 2003年 - 8月、設立[10]
  • 2004年 - 7月、新大阪に事務所移転。
  • 2007年 - 8月、木川東に事務所を拡張移転。
  • 2010年 - 5月、株式会社エス・ビルド 東京支店設立。
  • 2012年 - 1月、東京支社を千代田区に移転。
  • 2013年 - 6月、年商10億円突破。11月、大阪本社を東天満に拡張移転。
  • 2014年
    • 1月、従業員主導の『イイネプロジェクトS』立ち上げ。
    • 11月、東京支社を台東区に移転。
  • 2017年 - 1月、大阪本社を北浜に拡張移転。内装材拾い出しソフト『建築の電卓』開発開始。
  • 2019年- 4月、積算ソフト『建築の電卓』バージョン2.0をリリース。
  • 2020年 - 9月15日、内装工事店向け積算ソフト「建築の電卓」の特徴や利点を紹介するマンガをホームページ上で公開[11]
  • 2021年 - 8月、国内で採れる天然木を使ったレジンテーブルのブランド「MURUI」を開始[12][8]
  • 2022年
    • 5月、レジンテーブル『MURUI』製造工場 銘木町ラボ新設。
    • 10月、レジンテーブル『MURUI』専門店 南堀江店オープン。
  • 2023年
    • 6月、年商30億円突破。
    • 9月、レジンテーブル『MURUI』 尼崎工場設立(260坪)。

出典[13]

所在地

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大阪本社

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大阪府大阪市中央区道修町1-5-18 朝日生命道修町ビル1F

東京支社

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東京都台東区柳橋1-1-11 イーストサイドビル1F

大阪物流倉庫

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大阪府大阪市東淀川区豊里1-8-8 1F

東京物流倉庫

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東京都墨田区立川2-9-12

MURUI 尼崎工場

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兵庫県尼崎市次屋2-1-52

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 会社概要”. 株式会社エス・ビルド. 2024年9月29日閲覧。
  2. ^ 法人プロフィール”. 経済産業省. 2024年9月29日閲覧。
  3. ^ a b ものづくりを通して"唯一無二"の価値を提供する”. wantedly. 2024年9月29日閲覧。
  4. ^ a b (株)エス・ビルド”. マイナビ. 2024年9月29日閲覧。
  5. ^ ㈱エス・ビルド 2周年キャンペーンを開始 建築業界向け積算ソフト「建築の電卓」”. 室内装飾新聞 (2021年4月1日). 2024年9月29日閲覧。
  6. ^ エス・ビルド @採用アカウント”. 2024年9月29日閲覧。
  7. ^ 株式会社エス・ビルド|オフィス内装工事のプロ集団が取り組んだ、生産性向上のためのデジタル活用”. one andpad one (2022年12月19日). 2024年9月29日閲覧。
  8. ^ a b オフィス内装のエス・ビルド、インテリア事業を開始”. リフォーム産業新聞 (2021年8月16日). 2024年9月29日閲覧。
  9. ^ OUR BUSIESS”. 株式会社エス・ビルド. 2024年9月29日閲覧。
  10. ^ 澤口 貴一 さん”. 京都産業大学. 2024年9月29日閲覧。
  11. ^ エス・ビルド 「建築の電卓」紹介マンガを公開”. IBNews. 2024年9月29日閲覧。
  12. ^ 年商30億円企業のCEOが、毎朝9時に出勤し続ける理由”. CEO voice (2024年5月30日). 2024年9月29日閲覧。
  13. ^ エス・ビルドの軌跡”. 株式会社エス・ビルド. 2024年9月29日閲覧。

参考サイト

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外部リンク

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