エターナル・スピリット
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『エターナル・スピリット』 | ||||
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アンドリュー・ヒル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1989年1月30日(#4, #6) - 31日(#1, #2, #3, #5) ニュージャージー州 ヴァン・ゲルダー・スタジオ[2] | |||
ジャンル | ジャズ、ポスト・バップ | |||
時間 | ||||
レーベル | ブルーノート・レコード | |||
プロデュース | マイケル・カスクーナ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
アンドリュー・ヒル アルバム 年表 | ||||
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『エターナル・スピリット』(Eternal Spirit)は、アメリカ合衆国のジャズ・ピアニスト、アンドリュー・ヒルが1989年に録音・発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]ヒルが約19年ぶりにブルーノート・レコードで録音した作品である[1][2]。参加メンバーの大部分はヒルと旧知のプレイヤーだが、グレッグ・オズビーは、ジャズ評論家ピーター・ワトラスの推薦により参加した[4]。「ピナクル」、「ゴールデン・サンセット」、「スピリチュアル・ラヴァー」は1月31日のセッションにおける録音が採用されたが、CDには1月30日録音の別テイクも収録された[2]。
スコット・ヤナウはオールミュージックにおいて5点満点中4.5点を付け「この優れたポスト・バップ作品には、弱い演奏が一切なく、アンドリュー・ヒルのここ数年の録音としては最強である」と評している[3]。また、『CDジャーナル』のミニ・レビューでは「オズビーの起用も的を射て、落ち着いたピアノ作品となっている」と評されている[1]。
収録曲
[編集]全曲ともアンドリュー・ヒル作曲。
- ピナクル - "Pinnacle" - 9:56
- ゴールデン・サンセット - "Golden Sunset" - 10:23
- サンバ・ラスタ - "Samba Rasta" - 4:52
- テイル・フェザー - "Tail Feather" - 6:18
- スピリチュアル・ラヴァー - "Spiritual Lover" - 7:46
- ボビーズ・チューン - "Bobby's Tune" - 8:43
CDボーナス・トラック
[編集]- ピナクル(別テイク) - "Pinnacle (Alternate Take)" - 7:31
- ゴールデン・サンセット(別テイク) - "Golden Sunset (Alternate Take)" - 5:15
- スピリチュアル・ラヴァー(別テイク) - "Spiritual Lover (Alternate Take)" - 6:44
参加ミュージシャン
[編集]- アンドリュー・ヒル - ピアノ
- グレッグ・オズビー - アルト・サクソフォーン
- ボビー・ハッチャーソン - ヴィブラフォン
- ルーファス・リード - ベース
- ベン・ライリー - ドラムス
脚注
[編集]- ^ a b c “アンドリュー・ヒル/エターナル・スピリット (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2024年6月11日閲覧。
- ^ a b c “Andrew Hill Discography”. Jazz Discography Project. 2024年6月11日閲覧。
- ^ a b Yanow, Scott. “Eternal Spirit - Andrew Hill - Album”. AllMusic. 2024年6月11日閲覧。
- ^ 2013年リマスターCD (TOCJ-95028)ライナーノーツ(マイケル・カスクーナ)
外部リンク
[編集]- エターナル・スピリット - Discogs (発売一覧)