エディンバラ国際ハープフェスティバル
 |
| エディンバラ国際ハープフェスティバル Edinburgh International Harp Festival | |
|---|---|
| 種類 | 音楽祭 |
| 日程 | 2022年： 4月8–13日（開催日は年によって変動） |
| 会場所在地 | エディンバラ |
| 開催国 | イギリス スコットランド |
| 経年 | 1982年 - 継続中 |
| 設立 | 1982年 |
| スポンサー |
イギリス・ハープ協会 Clarsach Society |
| ウェブサイト | |
| https://www.harpfestival.co.uk/ | |
エディンバラ国際ハープフェスティバル（エディンバラこくさいハープフェスティバル、英: Edinburgh International Harp Festival）は、主催者のイギリス・ハープ協会（Clarsach Society）が毎年4月に開くハープの国際フェスティバル。開催場所は、スコットランドのエディンバラ。この催しには著名なハープ奏者がイギリスやヨーロッパばかりか、世界各地より講師として招かれ、レッスン、ワークショップ、演奏会などが開催される。一流のハープ奏者の演奏を鑑賞できるなど、奏者から学べる貴重な機会ともなっている。また世界最大級のハープ製作者による楽器展示会が併設される。
催事の組織と運営は協会の職員2名とボランティアがチームを組んで担当し[1]、ハープ奏者は25ヵ国超の500名が招かれる[2][3]。
起源と歴史[編集]
初回の催しは1982年、楽器メーカーであるピルグリム・ハープ会社が中心となって「ケルト・ハープ・フェスティバル」という名称で開いたref name="First" />。現在は廃止されたエディンバラ民族音楽フェスティバルの会期に合わせており（Edinburgh Folk Festival）、2年後には規模が拡大して運営陣の拡充と開催コストを手当てする必要が生じた。そこで開催権はハープ製造会社からイギリス・ハープ協会エディンバラ支部に継承され（Clarsach Society＝ハープ奏者の全国組織）、同支部は1991年に親組織に開催を委ねた。
この催しは2002年、関心を寄せる奏者が世界から集う点、そしてエディンバラの地名を織り込んで、名称を現行の「エディンバラ国際ハープフェスティバル」に変更した[2]。
フェスティバルは創設の初めから毎年開かれ、2020年と2021年の両年は感染症の世界的流行を受けてオンラインで催された[2]。行動規制が緩和されると、2022年に従来の現地開催とオンライン配信に戻し、また会場は20年間の開催実績を有する男子寄宿学校マーティストン・キャッスル校の構内からジョージ・ワトソン大学へ移った[4]。同学には、スコットランド政府が制定した保全対象建築物群B類に指定された音楽科教室[5]がある（1993年[6]）。
関係者[編集]
指導者と奏者[編集]
最近の開催から一部の指導者と出演者を一覧にする。
| 開催年 | 出演者、指導者 | 備考 |
|---|---|---|
| 2018 |
|
|
| 2019 |
|
|
| 2020 |
|
|
| 2021 |
|
4月9日 - 4月12日 |
フェスティバルの主催者[編集]
主催者は2021年時点でメアリー・スコット（コーディネーター）、Isobel Mieras（芸術顧問 MBE）、Patsy Seddonが（芸術アドバイザー）、Mary Macmaster（ステージ管理）、Rachel Hair（広報・メディア対応）が含まれる[10]。
特徴[編集]
評価とマスコミの報道[編集]
地方紙『エディンバラ・レポーター』は2018年、当年のこのイベントが「エディンバラを全ハープ界の中心に押し出した」と評している[7]。
表彰歴[編集]
2006年 ギネス世界記録「世界最大のハープのアンサンブル」 参加したハープ奏者は合計201名[11]。
脚注[編集]
- ^ “About the society [協会について]” (英語). The Clarsach Society [イギリス・ハープ協会]. 2022-02 月 3閲覧。
- ^ a b c “EIHF [最初の40年]” (英語). エディンバラ国際ハープフェスティバル. 2021年9月19日閲覧。
- ^ a b Rudden, Liam (2020年3月30日). “Edinburgh's International Harp Festival goes global as it reinvents itself as a virtual online event [エディンバラの国際ハープフェスティバル、バーチャル開催としてオンラインに展開、世界へ配信”] (英語). Edinburgh Evening News [エディンバラ・イブニングニュース] 2021年9月19日閲覧。
- ^ “2022 Arts Preview: The Year Ahead in Folk & Jazz ［2022年の芸術界予想：来年のフォークとジャズ］” (英語). The Scotsman. (2022年1月1日) 2022年2月3日閲覧。
- ^ “Co-ordinate converter - OSGB36 to WGS84 - WGS-84 to OSGB - NAC”. nearby.org.uk. 2024年2月12日閲覧。
- ^ “Edinburgh, George Watson's College, Music School” (英語). Canmore. 2024年2月12日閲覧。
- ^ a b Stephen, Phyllis (2018年1月30日). “Edinburgh International Harp Festival 2018” (英語). The Edinburgh Reporter 2022年2月3日閲覧。
- ^ “The Edinburgh International Harp Festival: 5th-10th April 2019”. Traditional Arts+Culture Scotland. (2019年2月6日) 2022年2月3日閲覧。
- ^ “All Concert Pass” (英語). Edinburgh International Harp Festival [主催者公式サイト]. 2021年3月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月3日閲覧。
- ^ “Festival Team [フェスティバル運営陣]” (英語). エディンバラ国際ハープフェスティバル. 2021年9月19日閲覧。
- ^ Glenday, Craig (29 April 2008) (英語). Guinness World Records 2008. ISBN 9780553589955 2021年9月19日閲覧。
外部リンク[編集]
- 公式ウェブサイト
- 英国ハープ協会（英語）
- エディンバラ国際ハープフェスティバル (EdinburghInternationalHarpFestival) - Facebook
- エディンバラ国際ハープフェスティバル (@edinharpfest) - X（旧Twitter）
 | この項目は、音楽に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（ポータル 音楽/ウィキプロジェクト 音楽）。 |