エドアルド・サングイネーティ
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エドアルド・サングイネーティ(Edoardo Sanguineti, 1930年12月9日 - 2010年5月18日)は、ジェノヴァ生まれのイタリアの詩人、小説家、劇作家、評論家、翻訳家。元ジェノヴァ大学教授(2000年退官)。姓はサンギネッティ、サングイネッティ、サングィネーティと表記されることもある。
人物概要
[編集]イタリア戦後文学に大きな位置を占めた「新前衛派」の主導的人物。ウンベルト・エーコらと共に63年グループに参加した。また1960年代から、作曲家ルチアーノ・ベリオら多数の作曲家たちと度々共同制作を行った。
現在までに日本語訳された作品に、どこから読みはじめてもよい111の断章から成る小説『イタリア綺想曲』(集英社「世界の文学」27所収、河島英昭訳、1977年)がある。また彼がベリオに提供したテクストに、『パッサッジョ』(1961年 - 1962年)、『展覧会』(1963年)、『ラボリントゥスII』(1965年)、『アーロンネ』(1975年)、『最新約の書』(1986年)などがある。
2010年5月18日、イタリア・ジェノヴァの病院で亡くなった[1]。79歳没。
脚注
[編集]- ^ Edoardo Sanguineti, Italian poet, 79, dies Deseretnews 2010-5-19