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エド・バンガー・レコード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エド・バンガー・レコード
Ed Banger Records
親会社ヘッドバンガーズ・エンターテインメント
設立2003年 (21年前) (2003)
設立者ペドロ・ウィンター
販売元ビコーズ・ミュージック
ジャンル電子音楽ハウス
フランスの旗 フランス
本社所在地パリ
公式サイトedbangerrecords.com

エド・バンガー・レコード(Ed Banger Records、Ed Recとも呼ばれる)は、2003年にヘッドバンガーズ・エンターテインメント (Headbangers Entertainment)の一部門としてペドロ・ウィンターによって設立されたフランス電子音楽レコード・レーベル。ハウス、特にフレンチ・ハウスに加えて、オルタナティヴ・ダンス、エレクトロヒップホップニュー・ディスコシンセポップなどの音楽スタイルに焦点を当てている。このレーベルは、ジャスティスセバスチャンブレイクボット、カシウス、DJメディ、ミスター・オワゾ、アフィ、ミド、クレイジー・ボールドヘッド、ミスター・フラッシュ、ソー・ミー、フィーズ、DSL、ボストン・バン、そしてウィンター自身もビジー・P・モスト名義でという形をとり、フランスのアーティストたちを擁している。リリースのほとんどのビデオやアルバムのアートはソー・ミーによってコーディネートされている。

略歴

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2007年初頭、このレーベルの名声は劇的に高まり、その名簿に登録した多くのアーティストがメインストリームで成功を収めた。最も注目に値するのはフランスのエレクトロニック・グループ、ジャスティスである。ジャスティスは、今はなきエレクトロ・ロック・バンド、シミアンの「Never Be Alone」をリワークした。世界中のクラブで成功を収め、全英チャートでは20位に入っている[1]。このシングルのミュージック・ビデオは、2006年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードで最優秀ビデオ賞を受賞した。レーベルメイトのアフィも、2006年後半にシングル「Pop the Glock」が国際的にラジオでオンエアされたことにより、その名声が高まった。

2018年、エド・バンガーは設立15周年を迎えた。この記念日を祝うため、ペドロ・ウィンターは2018年3月31日にグラン・レックスでのコンサートを企画し、トーマス・ルーセル指揮による70人の音楽家からなる交響楽団(ラムルー管弦楽団)が演奏する、新旧問わずレーベルの主力タイトルのカバーを披露した[2]

コラボレーション

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エド・バンガー・レコードは化粧品ブランドのウスル・エアラインズと協力して暗闇で光るマニキュアを作成し、ビジー・Pによる特別なミニ・ミックスとともに販売した[3]

レーベルの10周年とガール・ディストリビューション・カンパニー (Girl Distribution Company)の20周年を記念して、ガール・ディストリビューション・カンパニーのスケートボード・チームのライダーであるシーン・マルト (Sean Malto)のリミックス・ビデオ・パートに加えて、エド・バンガー・シリーズのスケートボード・デッキが、2013年7月に発表された。スケートボード・デッキのアートワークはアーティスト、ミスター・オワゾ、ブレイクボットジャスティスセバスチャン、ビジー・Pからインスピレーションを得たもので、マルトのパートはジャスティスとミスター・オワゾによって音楽に編集された[4]

所属アーティスト

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最新の名簿

  • 10LEC6
  • アレックス・フランケル (Alex Frankel)[5]
  • ボルシア (Borussia)
  • ブレイクボット (Breakbot)
  • ビジー・P (Busy P)
  • DSL
  • フィーズ (Feadz)
  • ジャスティス (Justice)
  • クレイジー・ボールドヘッド (Krazy Baldhead)
  • ローラン・ガルニエ (Laurent Garnier)
  • マッド・レイ (Mad Rey)
  • ミッキー・ムーンライト (Mickey Moonlight)
  • モレキュール (Molécule)
  • ミスター・オワゾ (Mr. Oizo)
  • ミド (Myd)
  • ピエール・ルソー (Pierre Rousseau)
  • サブリナ・アンド・サマンサ (Sabrina & Samantha)
  • セバスチャン (SebastiAn)
  • ソー・ミー (So Me)
  • トマス・ルーセル (Thomas Roussel)
  • ヴァーニッシュ・ラ・ピシーヌ (Varnish la Piscine)

旧メンバー

  • ボストン・バン (Boston Bun)
  • カシウス (Cassius)
  • DJメディ (DJ Mehdi)
  • ミスター・フラッシュ (Mr. Flash)
  • パラ・ワン (Para One)
  • リトン (Riton)
  • アフィ (Uffie)
  • バカリアス・ブリス (Vicarious Bliss)
  • ウラジミール・コシュマール (Vladimir Cauchemar)

コラボレーション

  • Carte Blanche (DJメディ + リトン)
  • Ed Banger House Party (ビジー・P + パラ・ワン + ボストン・バン)
  • Handbraekes (ミスター・オワゾ + ボーイズ・ノイズ)

ディスコグラフィ

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関連項目

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脚注

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  1. ^ Romano, Tricia (20 March 2007). “'Friends' Forever”. The Village Voice. http://www.villagevoice.com/2007-03-20/music/friends-forever/ 22 November 2008閲覧。 
  2. ^ Les 15 ans du label Ed Banger”. France Inter. 2021年3月24日閲覧。
  3. ^ New Justice - Audio Disciple † Single HD” (25 March 2015). 2021年12月13日時点のオリジナルよりアーカイブ11 July 2023閲覧。
  4. ^ T.S. Fox (16 July 2013). “Ed Banger Records x Girl Skateboards 2013 Collection”. Hypebeast. Media Lab Limited. 21 August 2013閲覧。
  5. ^ Ed Banger/Pedro Winter (2021年3月17日). “ED BANGER / PEDRO WINTER sur Instagram : Nightclubs are closed for a year now. The music we do, the records we play, the artists we love are linked to this club culture. When…”. Instagram. 2021年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月18日閲覧。

外部リンク

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