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エネルギー フロンティア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エネルギー フロンティア
エネルギー フロンティアの模型
基本情報
船種 LNGタンカー
船籍 日本の旗 日本 東京
所有者 東京エルエヌジータンカー
運用者 商船三井
建造所 川崎造船坂出工場
経歴
起工 2002年6月26日
進水 2002年11月8日
竣工 2003年9月16日
要目
総トン数 119,381 トン
載貨重量 71,642 トン
全長 289.5 m
垂線間長 277.0 m
全幅 49.0 m
深さ 27.0 m
喫水 11.433 m
主機関 川崎 UA-400型蒸気タービン 1基
出力 36,600馬力
最大速力 22.45ノット
航海速力 19.5ノット
乗組員 43名
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エネルギー フロンティア (Energy Frontier) は、東京エルエヌジータンカー(東京ガスの子会社)が所有しているLNG船

概要

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エネルギー フロンティア級の1番船で、2003年9月16日川崎造船坂出工場で竣工し、マレーシアから日本へのLNG輸送に就航した。 本船は川崎造船が開発した145,000m³型LNG船の第1船でもあり、モス方式球形タンク4個の総容積は145,385m³で世界で初めて14万m³を超え、竣工時は世界最大容積のLNG船であった。 LNGタンクには川崎重工開発の防熱パネルを採用して1日当たりのガス蒸発率を約0.1%に抑えており、また操舵室は航海機器を集中配置するとともに、窓の全周配置による360度の視界確保で大洋航行中のワンマン操船を可能としている。 その後、東京エルエヌジータンカー向けの同型船は4番船まで建造された。

同型船

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  • 2番船 「エネルギー アドバンス(Energy Advance)」
2005年3月30日竣工。
  • 3番船 「エネルギー プログレス(Energy Progress)」
2006年11月30日竣工。
  • 4番船 「エネルギー ナビゲーター(Energy Navigator)」
2008年6月30日竣工。

参考文献

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  • 海上技術安全研究所、舵社『船と海のサイエンス』2004年冬季号 Vol.7
  • 海人社『世界の艦船』2004年1月号 No.620
  • 海人社『世界の艦船』2005年6月号 No.643
  • 海人社『世界の艦船』2007年2月号 No.670
  • 海人社『世界の艦船』2008年10月号 No.696

外部リンク

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