エフゲニー・ロマノフ
基本情報 | |
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本名 | エフゲニー・アレクサンドロビッチ・ロマノフ |
階級 | ブリッジャー級 |
身長 | 183cm |
国籍 | ロシア |
誕生日 | 1985年7月20日(39歳) |
出身地 |
ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国ヴォルゴグラード |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 20 |
勝ち | 19 |
KO勝ち | 12 |
敗け | 1 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 0 |
エフゲニー・アレクサンドロビッチ・ロマノフ( Evgeny Aleksandrovich Romanov、ロシア語: Евгений Александрович Романов、1985年7月20日 - )は、ロシアのプロボクサー。ヴォルゴグラード出身。現WBC世界ブリッジャー級シルバー王者。
来歴
[編集]アマチュア時代にデオンテイ・ワイルダーからKO勝ちをした実績を引き下げて[1][2]、2016年7月30日にプロデビュー[3]。
2019年2月22日、エカテリンブルグのKRK・ウラレッツでディロン・カーマンとWBOグローバルヘビー級初代王座決定戦を行い、初回1分53秒KO勝ちを収め王座を獲得した[4][5]。
2019年6月16日、エカテリンブルグのKRK・ウラレッツでアリエル・ベラカモンテと対戦し、10回3-0(3者共99-90)の判定勝ちを収め初防衛に成功した[2]。
2020年11月7日、エカテリンブルグのRCCボクシングアカデミーで元WBO世界ヘビー級王者セルゲイ・リャコビッチと対戦し、2回1分48秒KO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[6][7]。
2021年5月21日、ヒムキのヒムキ・バスケットボール・センターで元WBC世界クルーザー級シルバー王者のディミトリー・クドリャショフとWBC世界ブリッジャー級初代シルバー王座決定戦及びWBC世界ブリッジャー級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(2者が119-109、120-108)の判定勝ちを収めブライアント・ジェニングスVSオスカル・リバスとの間で行われる初代王座決定戦の勝者への指名挑戦権と王座を獲得し保持していたWBOグローバルヘビー級王座を返上した[8]。
2024年2月10日、エカテリンブルグのKRK・ウラレッツでWBA世界スーパークルーザー級3位のジャン・ジャオシンとWBA世界スーパークルーザー級挑戦者決定戦を行い、2回2分24秒KO負けを喫しプロ初黒星となりWBA世界スーパークルーザー級王者エフゲニー・ティシェンコとの挑戦権獲得に失敗した。
戦績
[編集]- プロボクシング:20戦 19勝 (12KO) 1敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2016年7月30日 | ☆ | 3R 2:38 | TKO | ビクタウ・チェバルコウ | ベラルーシ | プロデビュー戦 |
2 | 2016年11月25日 | ☆ | 1R 2:01 | TKO | ウラジミール・ゴンチャノフ | ロシア | |
3 | 2017年2月5日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ユーリ・バイカウッオ | ベラルーシ | |
4 | 2017年5月27日 | ☆ | 2R 1:45 | TKO | ゴギタ・ゴルギラゼ | ジョージア | |
5 | 2017年9月7日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ムロベク・アジモフ | ウズベキスタン | |
6 | 2017年11月18日 | ☆ | 2R 2:15 | TKO | オレクサンドル・ネステレンコ | ウクライナ | |
7 | 2017年12月15日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | トルニケ・プリチャミアシヴィリ | ジョージア | |
8 | 2018年2月10日 | ☆ | 7R 0:49 | TKO | ジャーマン・スコベンコ | ウクライナ | |
9 | 2018年4月22日 | ☆ | 1R 2:15 | TKO | デニス・バクトフ | ロシア | |
10 | 2018年7月14日 | ☆ | 6R 2:08 | KO | マルセロ・ナシメント | ブラジル | |
11 | 2018年12月8日 | ☆ | 6R 1:13 | TKO | ガブリエル・エングエマ | スペイン | |
12 | 2019年2月22日 | ☆ | 1R 1:53 | KO | ディロン・カーマン | カナダ | WBOグローバルヘビー級王座決定戦 |
13 | 2019年6月16日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | アリエル・ベラカモンテ | アルゼンチン | WBOグローバル防衛1 |
14 | 2019年8月24日 | ☆ | 1R 2:33 | TKO | ディエゴ・ジャーマン・バルマセダ | アルゼンチン | |
15 | 2020年11月7日 | ☆ | 2R 1:48 | KO | セルゲイ・リャコビッチ | ベラルーシ | WBOグローバル防衛2 |
16 | 2021年5月21日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ディミトリー・クドリャショフ | ロシア | WBC世界ブリッジャー級シルバー王座決定戦 WBC世界ブリッジャー級挑戦者決定戦 |
17 | 2022年8月19日 | ☆ | 7R 終了 | TKO | ビカピタ・メロロ | ナミビア | |
18 | 2023年3月7日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | クリス・トンプソン | 南アフリカ共和国 | |
19 | 2023年9月8日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ウィルメル・バスケス | ベネズエラ | |
20 | 2024年2月10日 | ★ | 2R 2:24 | KO | ジャン・ジャオシン | 中国 | WBA世界スーパークルーザー級挑戦者決定戦 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ Wilder knocked out by Romanov
- ^ a b “Egorov, Romanov, Kashinskiy, Papin, Tishchenko Win in Russia”. Boxing Scene.com. 2019年6月16日閲覧。
- ^ “Уральский боксер одолел филиппинца в главном бою международного турнира в Екатеринбурге”. e1.ru. 1 October 2021閲覧。
- ^ “Romanov, Tishchenko, Kurbanov, Abdullaev Win in Ekaterinburg”. Boxing Scene.com. 2019年2月22日閲覧。
- ^ “Russian heavyweight Evgeny Romanov making a name for himself”. boxingtalk.com. 1 October 2021閲覧。
- ^ “Evgeny Tishchenko Halts John McCallum Inside Of Two Rounds”. Boxing Scene.com. 2020年11月7日閲覧。
- ^ “Heavyweight who KO’d Deontay Wilder gets closer to Anthony Joshua shot”. worldboxingnews.net. 1 October 2021閲覧。
- ^ “Romanov Pounds Kudryashov Over Twelve in WBC Title Eliminator”. Boxing Scene.com (2021年5月21日). 2021年9月19日閲覧。