エミール・クーエ
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エミール・クーエ(Emile Coué, 1857年2月26日 - 1926年7月2日)は、フランスで活動した自己暗示法の創始者。ロレーヌ応用心理学会会長[1]。
パリ薬科大学で化学を修め[2]、フランスのトロワで30年間薬剤師をした後、ナンシーで自己暗示法(クーエ療法)による診療を始めた。彼の教えはノーマン・ヴィンセント・ピールやクレメント・ストーンなど多くの自己啓発の大家によって活用された。やり方は「日々あらゆる面で私はますます良くなりつつあります」と日頃から心の中で唱えるだけである[3]。
年表
[編集]- 1857年、フランスのオーブ県トロワに生まれる。
- 1884年、著名園芸家の娘と結婚。
- 1910年、「ナンシー応用心理学研究所」を設立。
- 1922年、フランスのパリに「クーエ研究所」が設立される。
- 1923年、アメリカを訪問。ニューヨークに「全国クーエ研究所」が設立される。
- 1926年、ナンシーでその生涯を終える。
出典
[編集]参考文献
[編集]- エミール・クーエ 著(林泰 監修、林陽 訳)『暗示で心と体を癒しなさい!』 2009年、かんき出版、ISBN 978-4-7612-6580-9