エムレ・ザフェル・バーンズ
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2015年ザルツブルク・アスレチック・ガラ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ラテン文字 | Emre Zafer Barnes | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | トルコ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技(短距離走) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 100m | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1988年11月7日(36歳) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
出身地 | ジャマイカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 178cm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
体重 | 73kg | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
成績 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
オリンピック | 4x100mR 予選1組4着(2016年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
世界選手権 |
100m 準決勝3組6着(2017年) 4x100mR 7位(2017年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
60m | 6秒55(2018年) INR | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
100m |
10秒12(2016年) 10秒02w(2017年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
200m | 20秒67(2015年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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編集 |
エムレ・ザフェル・バーンズ(Emre Zafer Barnes、1988年11月7日 ‐ )は、ジャマイカ出身でトルコ国籍の陸上競技選手。専門は短距離走。2015年にトルコ国籍を取得。
ジャマイカ時代はウィンストン・バーンズ(Winston Barnes)の名前で競技し、カテゴリー別の国際大会で活躍した。
経歴
[編集]ジャマイカ国籍時代
[編集]2003年、チャンプス (en) (10-19歳が対象のジャマイカの全国学校対抗陸上競技大会)のクラス3男子100mにおいて10秒99の大会新記録(当時)を樹立し、1997年にマイケル・フレイターがマークした11秒10を更新して優勝した。クラス3男子200mも22秒69で制した[1]。
2006年8月、北京世界ジュニア選手権の男子4×100mリレーで1走を務めると(2走Remaldo Rose、3走Cawayne Jervis、4走ヨハン・ブレーク)、決勝では39秒05のジュニアジャマイカ新記録(当時)を樹立しての優勝に貢献した[2]。
トルコ国籍時代
[編集]2015年6月24日、トルコの市民権を取得[3]。
2016年6月24日、トルコ代表として大会に出場することが可能となった[3]。
同年8月、シニア世界大会デビューとなったリオデジャネイロオリンピックでは男子4×100mリレー予選では3走を務め(1走İzzet Safer、2走ジャック・アリ・ハーヴェイ、4走ラミル・グリエフ)、38秒30のトルコ新記録樹立に貢献するも決勝に進出できなかった[4]。
2017年8月、シニア世界選手権デビューとなったロンドン世界選手権では、個人種目初出場となった男子100mで準決勝まで進出した。男子4×100mリレーでは3走を務めると(1走Yigitcan Hekimoglu、2走ジャック・アリ・ハーヴェイ、4走ラミル・グリエフ)、トルコ史上初の決勝進出(7位)に貢献した[5][6]。
自己ベスト
[編集]記録欄の( )内の数字は風速(m/s)で、+は追い風を意味する。
種目 | 記録 | 年月日 | 場所 | 備考 |
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屋外 | ||||
100m | 10秒12 (+1.2) | 2016年3月26日 | サンアントニオ | |
10秒02w (+3.2) | 2017年6月11日 | エルズルム | 追い風参考記録 | |
200m | 20秒67 (-0.4) | 2015年5月23日 | ピテシュティ | |
室内 | ||||
60m | 6秒55 | 2018年2月18日 | イスタンブール |
主要大会成績
[編集]備考欄の記録は当時のもの
年 | 大会 | 場所 | 種目 | 結果 | 記録 | 備考 |
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ジャマイカ | ||||||
2004 | カリフタゲームズ (en) (U17) | ハミルトン | 100m | 予選 | 11秒75 (-2.5) | |
200m | 3位 | 22秒02 (+1.6) | ||||
4x100mR | 優勝 | 42秒74 (4走) | ||||
2006 | カリフタゲームズ (en) (U20) | レザビーム | 100m | 4位 | 10秒69 (0.0) | |
4x100mR | 優勝 | 39秒81 (1走) | ||||
世界ジュニア選手権 | 北京 | 4x100mR | 優勝 | 39秒05 (1走) | ジュニアジャマイカ記録 | |
トルコ | ||||||
2016 | バルカン選手権 (en) | ピテシュティ | 100m | 2位 | 10秒32 (-1.1) | |
4x100mR | 優勝 | 39秒67 (4走) | ||||
ヨーロッパ選手権 | アムステルダム | 100m | 準決勝 | 10秒31 (-0.4) | ||
オリンピック | リオデジャネイロ | 4x100mR | 予選 | 38秒30 (3走) | トルコ記録 | |
2017 | イスラム諸国連帯 競技大会 (en) |
バクー | 100m | 6位 | 10秒45 (+0.6) | |
4x100mR | 2位 | 39秒56 (3走) | ||||
世界選手権 | ロンドン | 100m | 準決勝 | 10秒27 (+0.4) | ||
4x100mR | 7位 | 38秒73 (3走) | ||||
2018 | バルカン選手権 (en) | イスタンブール | 60m | 優勝 | 6秒62 | 室内トルコ記録 |
2018 | 世界室内選手権 | バーミンガム | 60m | 8位 | 6秒64 |
脚注
[編集]- ^ “Runners Impressive as Records Tumble in the 2003 VMBS Boys and Girls Champs”. The Reggae Boyz.com (2003年4月). 2017年10月1日閲覧。
- ^ “Jamaica’s relay team praises coaches after World Junior gold medal”. Caribbean News Now (2006年8月22日). 2017年10月1日閲覧。
- ^ a b Rio 2016 Olympic Games athlete biographies - men(P.7参照) 国際陸上競技連盟 (PDF, 3.1 MB) 2017年10月01日閲覧
- ^ “2016年オリンピック男子4×100mリレー予選リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2017年10月1日). 2017年10月1日閲覧。
- ^ “2017年世界選手権男子4×100mリレー決勝リザルト”. 国際陸上競技連盟 (2017年10月1日). 2017年10月1日閲覧。
- ^ “【世界陸上】 男子4×100リレー トルコ史上初の決勝進出で7位 ボルトまさかの棄権 日本は銅”. TRT日本語 (2017年8月13日). 2017年10月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- エムレ・ザフェル・バーンズ - ワールドアスレティックスのプロフィール
- エムレ・ザフェル・バーンズ - ヨーロッパ陸上競技連盟のプロフィール
記録 | ||
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先代 Aykut Ay (6秒69) 2015年1月31日 |
男子60m 室内トルコ記録保持者 (6秒67 - 6秒55) 2018年1月27日 - |
次代 未定 |