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エリアス・バルボサ・デ・ソウザ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ソウザ
名前
本名 エリアス・バルボサ・デ・ソウザ
Elierce Barbosa de Souza
ラテン文字 SOUZA
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1988-03-08) 1988年3月8日(36歳)
出身地 ポッセポルトガル語版
身長 183cm
体重 75kg
選手情報
在籍チーム ブラジルの旗アメリカFC
ポジション MF
利き足 右足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007 ブラジルの旗 セイランジア
2007 ブラジルの旗 ブラジリア
2008 ブラジルの旗 ドン・ペドロ 49 (3)
2008-2009 ブラジルの旗 パルメイラスB
2009-2013 ブラジルの旗 パルメイラス 31 (0)
2010 ブラジルの旗 ポンチ・プレッタ (loan) 28 (4)
2011 ブラジルの旗 サンカエターノ (loan) 33 (5)
2012 ブラジルの旗 ナウチコ (loan) 35 (7)
2013 ブラジルの旗 クルゼイロ (loan) 13 (2)
2014-2016 ブラジルの旗 クルゼイロ 5 (1)
2014 ブラジルの旗 サントス (loan) 18 (0)
2015 ブラジルの旗 バイーア (loan) 27 (3)
2016 日本の旗 セレッソ大阪 (loan) 39 (8)
2017-2019 日本の旗 セレッソ大阪 74 (11)
2020-2022 サウジアラビアの旗 アル・イテファク 63 (6)
2021-2022 アラブ首長国連邦の旗 ホール・ファカン 12 (2)
2022-2023 ブラジルの旗 ナウチコ 17 (4)
2023 ブラジルの旗AAポンチ・プレッタ 3 (0)
2024- ブラジルの旗アメリカFC
通算 447 (56)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年1月1日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

エリアス・バルボサ・デ・ソウザ(Elierce Barbosa de Souza、1988年3月8日 - )は、ブラジルゴイアス州ポッセ出身のプロサッカー選手。ポジションはミッドフィールダー。元建設作業員。アメリカFC所属。

経歴

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地元クラブのセイランジアECでプロキャリアをスタート。ブラジリアFCECドン・ペドロ・バンデイランテポルトガル語版といったクラブを転々とした。

しかし満足に食事がとれないほど生活は苦しく、一度サッカー選手をやめ故郷のポッセで建設作業員として働いた。2008年チームに復帰、そしてカンピオナート・ブラジリエンセでの活躍が認められ、SEパルメイラスに移籍した。

移籍当初はBチームでプレーしていたが、ここでも目立った働きをしたためトップチームへ昇格した。

2016年クルゼイロECからセレッソ大阪期限付き移籍[1]。4月3日のジェフユナイテッド千葉戦で移籍後初ゴールを含む2ゴールを決めるなど[2][3]、レギュラーシーズンは39試合に出場し8ゴール、プレーオフでも山口蛍とのダブルボランチで獅子奮闘の活躍を見せ[4]セレッソ大阪のJ1復帰に貢献すると、同年12月30日、クルゼイロECから移籍金100万ドルで完全移籍加入することが発表された。

2017年、6月4日のアルビレックス新潟戦で決めたゴール[5] はJ1初ゴールとなった。同年、ルヴァンカップ決勝の川崎フロンターレ戦では、ロスタイムにチームの勝利を決定的なものとする2点目のゴールを冷静に決めるなどのプレーで、セレッソ大阪のJリーグ初タイトル制覇に貢献した[6]。2018年1月1日に行われた天皇杯決勝では延長後半に入り、負傷交代したが、セレッソの天皇杯制覇に貢献した。

2018年、前年のカウンターサッカーで後半は守備で耐えるサッカーから、ボール保持を目指す戦術に変わったため出場機会が減った。しかし、出場した試合では持ち前の長距離からのシュートでゴールを複数回記録するなど活躍をみせた。

2019年、監督交代に伴う戦術の変更で出場機会を減らした。しかし、レアンドロ・デサバトの代役で9月のリーグ戦でガンバ大阪との大阪ダービーに出場。久々の出場だったが自身の特徴を存分に発揮して3-1の勝利に貢献。カップ戦ではハーフウェイライン付近からの超ロングシュートを決めるなど、持ち前のシュート力は健在だった。最終節、大分トリニータ戦でプレーしフリーキックでゴールを決めたが[7]、その試合を最後に、2020年1月15日、アル・イテファクへ完全移籍により加入すると発表された[8]。セレッソ大阪ではカップ戦含め公式戦139試合出場27ゴール23アシストを記録した[9]

2021年、アル・イテファクで主力として活躍、リーグ戦18試合に出場し3ゴール4アシストだった[10]。退団するまでリーグ戦ほぼ全試合で先発出場だった。

2021-2022シーズン、ホール・ファカンに加入。ここでも主力として活躍し、得点面ではリーグ戦12試合出場2得点4アシストだった。

2022-2023シーズン、ナウチコに10年振りに復帰した。

23-24シーズン、リーグ戦17試合出場で4得点。

2024年1月、リーグ1部で最下位に沈むアメリカFCに加入した。

プレースタイル

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強力なミドルシュートやサイドチェンジが得意な攻撃的ボランチ。また、フリーキックを蹴ることも多く、2019年3月17日の浦和レッドダイヤモンズ戦では、試合前から西川周作がソウザのキックを警戒していたにもかかわらず、直接FKから得点を挙げた。

守備面ではボール奪取を得意としているが、自由に動き回る事を好み、持ち場を離れる癖があるボランチのため、セレッソ大阪在籍時の2019年度はポジショニング的優位を志向するロティーナ監督とうまくいかず、アル・イテファクからオファーを受けて、チームを離れることを決断した[11]

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2007 セイランジア セリエC -
ブラジリア DF区選手権 -
2008 ドン・ペドロ -
パルメイラスB SP州選手権 -
2009 -
パルメイラス セリエA 29 0 -
2010 38 2 0 3 0 -
ポンチ・プレッタ セリエB 28 4 -
2011 サンカエターノ 33 5 -
2012 ナウチコ 5 セリエA 35 7 -
2013 パルメイラス SP州選手権 10 1 -
クルゼイロ 78 セリエA 13 2 2 0 -
2014 5 5 1 -
サントス 35 18 0 1 0 -
2015 バイーア 8 セリエB 27 3 4 1 -
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 C大阪 6 J2 39 8 - 3 2 42 10
2017 J1 33 4 5 1 3 1 41 6
2018 11 22 4 2 1 2 0 26 5
2019 19 3 3 2 2 1 24 6
サウジアラビア リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
2020 イテファク 80 プロ
通算 ブラジル セリエA 102 10
ブラジル セリエB 88 12
ブラジル セリエC
ブラジル DF区選手権
ブラジル SP州選手権
日本 J1 74 11 10 4 7 2 91 17
日本 J2 39 8 - 3 2 42 10
サウジアラビア プロ
総通算

その他公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
CONMEBOLスダメリカーナ杯
2009 パルメイラス 5 0
2013 7 1
2014 クルゼイロ 5 3 0
AFCACL
2018 C大阪 11 3 0
通算 CONMEBOL 10 1
通算 AFC 3 0

タイトル

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クラブ

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クルゼイロEC
ECバイーア
セレッソ大阪

個人

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  • Jリーグ・優秀選手賞:1回(2017年)

脚注

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  1. ^ ソウザ選手移籍加入のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪、2015年1月14日https://www.cerezo.co.jp/news/2016-01-14-4/2016年1月14日閲覧 
  2. ^ ソウザ”. data.j-league. 2020年4月30日閲覧。
  3. ^ 2016明治安田生命J2リーグ 第6節”. data.j-league. 2020年4月30日閲覧。
  4. ^ 3年ぶりJ1復帰の立役者、C大阪MFソウザが完全移籍加入-webgekisaka 2016年12月30日
  5. ^ 2017明治安田生命J1リーグ 第14節”. data.j-league. 2020年4月30日閲覧。
  6. ^ 思いもよらぬ開始1分。25回目の決勝、締めくくりは“歓喜の桜”-Jleague
  7. ^ 2019明治安田生命J1リーグ 第34節”. data.j-league. 2020年4月30日閲覧。
  8. ^ ソウザ選手 アルイテファク(サウジアラビア)へ完全移籍のお知らせ』(プレスリリース)セレッソ大阪、2020年1月15日https://www.cerezo.jp/news/2020-01-15-11-04/2020年1月16日閲覧 
  9. ^ 元C大阪のMFソウザがサウジアラビアクラブに別れ「このチームに別れを告げる」”. 超WORLDサッカー. 2022年1月27日閲覧。
  10. ^ 元C大阪のMFソウザがサウジアラビアクラブに別れ「このチームに別れを告げる」”. 超WORLDサッカー. 2022年1月27日閲覧。
  11. ^ 元C大阪助っ人、Jリーグで体重“7キロ”減の理由告白 「日本ではそうする必要があった」”. 2022年7月1日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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