エリック・ローマクス
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エリック・サザーランド・ローマクス(英語: Eric Sutherland Lomax、1919年5月30日 - 2012年10月8日)は、イギリス軍将校。
エディンバラ生まれ。鉄道ファン少年であった。第二次世界大戦時シンガポールに駐在[1]。1942年2月のシンガポールの戦いで大日本帝国陸軍の捕虜となり、泰緬鉄道建設工事に従事した[1]。戦後帰国し、捕虜収容所で受けた拷問による心的外傷後ストレス障害(PTSD)に悩まされた[1]。1989年に偶然目にした新聞記事がきっかけで、自身を苦しめた日本軍通訳永瀬隆を捜し当て、1993年タイ王国カーンチャナブリー県で再会し和解を遂げた[1]。1995年自伝 The Railway Man を刊行[1]、翌1996年7月『泰緬鉄道 癒される時を求めて』の表題で日本語訳された[2]。
没後自伝が映画化され、2013年12月オーストラリアを皮切りに各国で劇場公開された。2014年、日本でも『レイルウェイ 運命の旅路』の題名で自伝再版と映画公開がおこなわれた。
脚注
[編集]- ^ a b c d e “エリック・ローマクス プロフィール”. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2018年6月15日閲覧。
- ^ “泰緬鉄道癒される時を求めて エリック・ローマクス 著,喜多迅鷹, 喜多映介 訳”. 国立国会図書館. 2018年6月15日閲覧。