エルシニア属
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エルシニア属 | ||||||||||||||||||
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ペスト菌
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分類 | ||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||
Yersinia van Loghem, 1944 | ||||||||||||||||||
下位分類(種) | ||||||||||||||||||
エルシニア属は真正細菌の属の一つで、グラム陰性の通性嫌気性桿菌。生育は遅いが0〜4℃程度の低温でも増殖可能で芽胞は形成しない。室温程度で運動性を示すものもある。GC含量比は46から50。属名はペスト菌の発見者アレクサンドル・イェルサンに因む。尿素やβ-ガラクトースを代謝することができ、混合酸醗酵を行う。動物の体内に常在するが、細胞内に寄生しペスト、仮性結核、エルシニア腸炎などの感染症を引き起こす病原菌を含む食中毒の原因菌の一つである。
ヒトでの病原性
[編集]→「エルシニア・エンテロコリティカ感染症」も参照
ヒトで腸管感染・腸炎を引き起こすのは、エルシニア・エンテロコリティカ(英語: Yersinia enterocolitica)と仮性結核菌の2種で、なかでも多くは前者によるものである。
出典
[編集]- 感染症の話 エルシニア感染症 国立感染症研究所 2003年第4週号(2002年1月20日〜26日)
外部リンク
[編集]- 坪倉操、「エルシニア菌感染と輸血」『日本輸血学会雑誌』 1995年 41巻 3号 p.264-266, doi:10.3925/jjtc1958.41.264