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エレマ族

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エレマ族
Elema
総人口
40000(1978年)
居住地域
パプアニューギニア
言語
エレマン諸語英語版
宗教
キリスト教

エレマ族(エレマぞく、Elema)は、パプアニューギニアに住む少数民族。

居住地

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ニューギニア南岸、オロコロ湾沿いの全長1600kmに及ぶ沼沢地帯に住んでいる。「ビッグマン(非世襲制の首長)」のもとに村々に分かれて暮らしている。

歴史

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エレマ族社会は、1919年に起こった一種の船荷信仰バイララ狂乱」により大きな打撃を受けた。当時各地の村人は船荷が天から降ってくると信じ、その船荷を引き付けようとしてあちこちに大きな台を造り、その上に捧げ物を置いていた。白人の神を信じれば、自分たちも白人のような品物を持てると信じたためである。

生活

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経済基盤はサゴヤシヤムイモ類、タロイモバナナ類などの栽培。

宗教

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ほとんどがキリスト教徒である。

参考文献

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  • 『世界の民族 1』《オーストラリア・ニューギニア・メラネシア》平凡社、1978年。