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エンテロトキセミア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エンテロトキセミア: enterotoxemia)とはウェルシュ菌Clostridium perfringens)の産生する腸管毒による中毒腸内毒素血症とも呼ばれる。ヒツジでの発症が最も多い。ウシではウェルシュ菌A型とウェルシュ菌D型によるものが多い。エンテロトキセミアにより動物が2時間以内に死亡することもある。小腸では腸粘膜の壊死組織片やゼリー状血様内容物が認められ、組織学的に粘膜の壊死、出血性炎症を示す。腸以外の臓器でも出血性病変が認められる。予防にはトキソイドが有効とされる。

参考文献

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  • 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版 1991年 ISBN 4885006104
  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学各論』 文永堂出版 2001年 ISBN 483003162X
  • 清水悠紀臣ほか 『動物の感染症』 近代出版 2002年 ISBN 4874020747

関連項目

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