エンディングアニメーション
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エンディングアニメーションとは、映画・テレビアニメ・ゲームなどの映像作品やイベントなどのエンディング用のアニメーションのこと。略書は「EDアニメ」。
概要
[編集]EDアニメは、主題歌などにのせてクレジットタイトルを流す[1]。そのため、画面にはクレジットを入れるための大きなスペースが取られ、アニメーションの動きは比較的少ない。止め絵やイラストのみのが使用される場合もある。
EDアニメが挿入されるタイミングは大きく分けると、
- 本編終了後、続けて流れる
- 本編終了後、CMを挟んでから流れる
の二種類になる。
また本編の後半からEDが流れ始めてそのままEDに流れるケースも増えてきている。
オープニングアニメーションと比較すると感慨深く、どこか静けさを感じる曲が起用されることが多い。アクションやロボットアニメではヒロインの心情など、メッセージ性が強調されており、どちらかと言えば勢いやカッコよさを追求したOPよりもじっくり物語に浸っている仕様が多い。OPはこれから作品が始まることを示すためにあるのに対し、EDは基本的には担当声優などのテロップ表示のために存在している。そのためOPで全てのテロップをまとめて表示するアニメにはEDが存在しないことも多い。また敵役など、主人公以外の登場人物をテーマにした映像・曲が扱われる例もある(タイムボカンシリーズの各作品での3悪など。)。
オープニングアニメーション同様、子供向けの作品を除き、主題歌の歌詞テロップが表示されなくなっている。また、初回はエンディングテーマが挿入されないことが多い。
EDアニメの例
[編集]- 本編の総集編(アニメ『名探偵コナン』など多数)
- 簡単な構図で、同じ動きの繰り返し(同じポーズを取ったまま・歩く・走る・踊る…など)
- イラストのパン移動(縦・横・拡大縮小)
- 実写映像(アニメ『彼氏彼女の事情』『けものフレンズ』劇場版『名探偵コナン』など)
- 少ないコマ数で撮影(紙芝居調)
- 3DCG(アニメ『とっても!ラッキーマン』『ケロロ軍曹』など)
- スタッフロールと平行してエンドアニメ中に次回予告と統合する形で行う(アニメ『ハイスクール!奇面組』『機動新世紀ガンダムX』『結界師』『ながされて藍蘭島』など)
- 人形劇
- 本編とはあまり関係のないもの(アニメ『けいおん!』『ラブライブ!』など多数)
- ダンス(アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』『フレッシュプリキュア!』以降のプリキュアシリーズなど)
- 夏期間中に限り、テーマソングが盆踊り・音頭調の曲に変更された場合、その踊り方が映像になる場合もある。大半のファミリー・一般向けアニメに多く観られる。
- クレイアニメ(ufotable制作作品等)
脚注
[編集]- ^ 一部のアニメではエンディングを流さないことがあるため、オープニングで全てのクレジットを流すことがある。