エンリーケ・ビラ=マタス
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エンリーケ・ビラ=マタス Enrique Vila-Matas | |
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エンリーケ・ビラ=マタス、2005年 | |
誕生 |
1948年3月31日(76歳) スペイン、バルセロナ |
職業 | 作家、映画監督 |
国籍 | スペイン |
代表作 | 『ポータブル文学小史』(1985年) |
主な受賞歴 | メディシス賞外国小説部門(2003年) |
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エンリーケ・ビラ=マタス(Enrique Vila-Matas, 1948年3月31日 - )は、スペインの作家。バルセロナ生まれ。
来歴
[編集]大学では法律とジャーナリズムを学び、在学中より『フォトグラマス』誌に映画評論を執筆。1970年には自ら監督し映画を二本製作する。同年から兵役に就いたのちは文学への関心が高まり、1974年よりパリで二年間文学を学んだ(パリでの下宿先はマルグリット・デュラスの所有するアパートであった)。
1984年の小説『詐欺』で注目を集め、翌年に発表した『ポータブル文学小史』で国際的に知られるようになった。同作はマルセル・デュシャン、マン・レイ、アレイスター・クロウリー、ヴァルター・ベンヤミン、ジョージ・アンタイルなどが「ポータブルなもの」に対する偏愛者として実名で登場する小説である。1999年には『垂直の旅』でベネズエラのロムロ・ガリェーゴス賞を受賞し、作家的地位を不動のものとした。その他の作品に『永遠の家』(1988年)『奇妙な生き方』(1997年)『バートルビーと仲間たち』(2000年)などがある。