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オウジ (象)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

オウジ(2007年10月21日-2012年4月7日)は、神戸市立王子動物園で飼育されていたオスのアジアゾウである。このゾウは、国内初のオスとして生まれたアジアゾウとして知られている。

生涯

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赤ちゃんゾウは、2007年10月21日に父親「マック」と母親「ズゼ」の間に誕生した。ズゼには過去にも2回出産し[1]、このゾウは王子動物園初、国内初のオスの赤ちゃんだった。姉のモモと同様人工保育で育ち、2ヶ月後の命名式で「オウジ」と名付けられた。

1年後の2008年9月頃、オウジは足を擦って歩くようになったが、無事一歳の誕生日を迎える。だが誕生日の1ヶ月後、立つことができなくなってしまった。 起立不能の原因は骨軟化症とされ、右前足を圧迫骨折していた[2]

その後は寝たきり状態になり懸命な闘病生活を続けるも、2012年4月5日から食欲が減り、4月7日朝容態が急変し同日闘病生活の末死亡。4歳5ヶ月だった。

脚注

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  1. ^ 1度目は死産、2度目でモモを産むが2005年4月25日死亡
  2. ^ 王子動物園/思い出のアルバム/262

関連項目

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外部リンク

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