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ソケイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オオバナソケイから転送)
ソケイ
ソケイ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: シソ目 Lamiales
: モクセイ科 Oleaceae
: ソケイ属 Jasminum
: ソケイ J.grandiflorum
学名
Jasminum grandiflorum
L.
シノニム

Jasminum officinale form. grandiflorum

和名
ソケイ
オオバナソケイ
英名
Spanish jasmine
Royal jasmine

ソケイ(素馨、Jasminum grandiflorum)は、モクセイ科ソケイ属(素馨属)の植物の一種。落葉性灌木である。ソケイ属の名前のもとになっている。オオバナソケイ(大花素馨)とも呼ばれる。英名、中国名が多く、英名はSpanish jasmine、Royal jasmine、中国名は素馨、素馨花、素英、耶悉茗花、野悉蜜、玉芙蓉、素馨针などである。

原産地

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南アジアインドや、パキスタンSalt Rangeという山とラワルピンディ地区英語版500-1500mの標高に自生。

ヨーロッパへは古代ペルシャを、日本へは中国を通って伝わった。

利用

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インドで、葉が広く使用されている。アーユルヴェーダ漢方薬、花は女性のヘアスタイルを飾るために利用される。庭木観賞植物として広く栽培されている。花からとれる香油ジャスミンといい、香料として使用される。

語源

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  • 中国、五代十国時代劉隠、その侍女に素馨という名の少女がいて、死んだ彼女を葬った場所に素馨の花が咲き、いつまでも香りがあったという伝説が由来という説[1]
  • 花の色が白く(素)、良い香り(馨)がする花という意を語源とする説[1]

がある。

特徴

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ソケイの花

1-4mの高さに生長する。葉は長く、5-12cmで、奇数羽状複葉になる。小葉は卵状楕円形で、2-4対ある。花は枝先や上部の葉腋に直径約3.5cm。7-11月に咲き、白く、独特で甘い香りがする。花冠は長さ約1.8mの筒状。先は4-5裂し、平開する。雄蕊2本は花冠から少し突き出る。温帯亜熱帯地域でよく生育する。

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 加納喜光 『動植物の漢字がわかる本』 山海堂 2007年1月10日第1刷発行 127,129頁 ISBN 9784381022004

参考文献

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外部リンク

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