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オオボクトウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オオボクトウ

オオボクトウ (大木蠹、Cossus cossus) はボクトウガ科の昆虫の一種。

日本では北海道から九州まで全国の広いところに分布している。

概要

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ボクトウガ科の昆虫は中型から大型で、その代表種であるボクトウガはコナラなどの樹木に穿孔し、それによって出た樹液に集まる昆虫を捕食する肉食性。対してオオボクトウはニレヤナギなどに穿孔するが、肉食性ではない。

オオボクトウ
分類
: 動物界
: 節足動物門
: 昆虫綱
: チョウ目
: ボクトウガ科
亜科 : ボクトウガ亜科
: Cossus属
: オオボクトウ
学名
Cossus cossus Gaede, 1929
和名
オオボクトウ

開張は、60~70mm程度で体に対してが小さい。幼虫はニレ科やヤナギ科の樹木に穿孔する。年一化で、成虫は6月から7月まで見られる。

類似種にボクトウガがいるが、本種は胸部と頭部の色が異なることで識別ができる。

参照

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関連項目

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外部リンク

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