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オグリワン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オグリワン
1995年12月10日 阪神競馬場
欧字表記 Oguri One
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 芦毛[1]
生誕 1992年2月9日[1]
死没 2022年7月5日(30歳没)
オグリキャップ[1]
ヤマタケダンサー[1]
母の父 ナイスダンサー[1]
生国 日本の旗 日本北海道新冠町[1]
生産者 ヤマタケ牧場[1]
馬主 近藤俊典
→(有)大勇
[1]
調教師 瀬戸口勉栗東
→錦見勇夫(名古屋
→井手上慎一(名古屋)
工藤英嗣高知
[1]
競走成績
生涯成績 109戦7勝
中央競馬19戦2勝)
地方競馬90戦5勝)
[1]
獲得賞金 6480万3000円[1]
勝ち鞍
オープン ききょうS 1994年
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オグリワンOguri One1992年2月9日 - 2022年7月5日[1]は、日本競走馬オグリキャップの第1子として話題になった。競走馬としてはオープンのききょうステークス勝ちが最高であったが、石橋守とのコンビで1994年小倉3歳ステークスで2着となった。また福永祐一の重賞初騎乗時の騎乗馬でもある。

生涯

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出生

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1992年2月9日、前年に種牡馬としてデビューし種付けを行なったオグリキャップの初の産駒として生まれた。「オグリワン」はもともとは牧場で使用する「幼名」であったが、マスコミ報道でこの幼名が知られたことからそのまま競走馬名として登録した。誕生の時は各テレビ局の通常のニュースでも放送され話題となった。またキヤノンのカメラの広告にも登場している。

父・オグリキャップの3代目の馬主である近藤俊典によって購入された。

競走馬時代

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オグリワンは、父と同じ瀬戸口勉調教師のもとで、父オグリキャップにも騎乗した武豊を鞍上に1994年7月16日の小倉競馬場の新馬戦でデビューし4着、折り返しの8月7日の新馬戦で初勝利をあげた。フェニックス賞7着後、石橋守鞍上で小倉3歳ステークスに挑戦してエイシンサンサンの2着。10月1日のききょうステークスで2勝目を挙げる。

1995年は、アーリントンカップ若葉ステークスをともに4着とし、皐月賞に挑むが、ジェニュインの16着と惨敗。続く日本ダービータヤスツヨシの17着と惨敗した。

以降は古馬になってからも掲示板に乗ることもできずに、1996年3月に地方競馬へ移籍した。

名古屋競馬所属時には、主にAクラスで活躍して3勝をあげ、重賞でも名港盃3着、ダイヤモンドC3着、スプリンター争覇3着など善戦した。中央競馬の交流競走(テレビ愛知オープンとアンタレスステークス)にも出走したがともに惨敗している。

2000年11月から高知競馬に移籍し7戦2勝を挙げ、2001年7月29日のレースを最後に登録を抹消され現役を引退した。

現役時代は109戦7勝(中央で19戦2勝、地方で90戦5勝)[2]

引退後

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競走馬生活引退後は、ファン有志で結成された「オグリワンの会」に引き取られて長野県佐久市のスエトシ牧場で余生を送っていた。

死亡

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2022年7月5日老衰により死亡したことがスエトシ牧場のTwitterにより発表された[3]。30歳没。

血統表

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オグリワン血統ネイティヴダンサー系 / Native Dancer3*5=15.63% (血統表の出典)[§ 1]
父系 ネイティヴダンサー系
[§ 2]

オグリキャップ
1985 芦毛
父の父
*ダンシングキャップ
Dancing Cap
1968 芦毛
Native Dancer Polynesian
Geisha
Merry Madcap Grey Sovereign
Croft Lady
父の母
ホワイトナルビー
1974 芦毛
*Silver Shark Bussion Ardent
Palsaka
ネヴァーナルビー *Never Beat
センジュウ

ヤマタケダンサー
1982 鹿毛
*ナイスダンサー
Nice Dancer
1969 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Nice Princess Le Beau Prince
Happy Night
母の母
ヤマタケハロー
1974 鹿毛
*セルティックアッシュ Sicambre
Ash Plant
ハロースカイ *Harroway
ブランドスカイ F-No.2-i
母系(F-No.) 2号族(FN:2-i) [§ 3]
5代内の近親交配 Native Dancer3×5 [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ オグリワン 5代血統表2017年8月29日閲覧。
  2. ^ netkeiba.com オグリワン 5代血統表2017年8月29日閲覧。
  3. ^ JBISサーチ オグリワン 5代血統表2017年8月29日閲覧。
  4. ^ JBISサーチ オグリワン 5代血統表2017年8月29日閲覧。

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n オグリワン”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2022年7月3日閲覧。
  2. ^ “オグリキャップの長男”オグリワン死す 30歳、老衰 ダービーにも出走 - スポニチ Sponichi Annex ギャンブル”. スポニチ Sponichi Annex. 2022年7月6日閲覧。
  3. ^ スエトシ牧場のツイート - Twitter、2022年7月5日閲覧。

外部リンク

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