オタイカ
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オタイカ | |
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種類 | サラダ |
地域 | アメリカ領サモア、クック諸島、フィジー、フランス領ポリネシア、キリバス、ナウル、ニュージーランド、パプアニューギニア、ピトケアン諸島、サモア、トケラウ、トンガ、ツバル、ウォリス・フツナ |
関連食文化 | ポリネシア料理 |
提供時温度 | 常温 |
主な材料 | |
Cookbook ウィキメディア・コモンズ |
オタイカ(英語: 'Ota 'ika、タヒチ語: I'a ota)は、ココナッツミルクと柑橘類で添える魚から成るポリネシア料理。ペルーのセビーチェと類似している。魚はシイラやカマス、サーモン、アカマンボウなどを利用している。なお、ポリネシアに移民として渡ってきた華僑などによって、中国料理からも影響を受けている。タヒチではポワゾン・クリュ(poisson cru)と知られている[1]。
内容
[編集]完璧に掃除された生の魚の切り身はさいの目に切り、塩とレモンで味付けされ、レモン汁で味付けされた後に冷蔵庫で20分放置する。魚の鮮度を保つためにココナッツミルクを添えて、完成[2]。中国風のレシピは、レタス、ニンジン、セロリ、キュウリなどの野菜で調理されている。ハワイのポケ、フィリピンのキニローと作り方は類似する。起源はタヒチとされている。
オタイカは適切に保存しておかないと食中毒の恐れもある[3]。
出典
[編集]- ^ “Poisson cru tahitien au lait de coco et citron vert ou i'a ota en tahitien”. 2024年7月5日閲覧。
- ^ “Poisson à la Tahitienne”. 2024年7月5日閲覧。
- ^ “Intoxication par le poisson : quels sont les dangers ?”. doctissimo. 2024年7月5日閲覧。