オットマン・アツァイター
オットマン・アツァイター[1] | |
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本名 |
オットマン・アブー・アツァイター (Ottman Abou Azaitar) |
生年月日 | 1990年2月20日(34歳) |
出身地 |
ドイツ ノルトライン=ヴェストファーレン州ケルン |
通称 |
ブルドーザー (Bulldozer) |
国籍 |
モロッコ ドイツ |
身長 | 173 cm (5 ft 8 in) |
体重 | 70 kg (154 lb) |
階級 | ライト級 |
リーチ | 180 cm (71 in) |
スタンス | オーソドックス |
チーム | ジュップス・ファイトチーム |
現役期間 | 2014年 - |
総合格闘技記録 | |
試合数 | 15 |
勝利 | 13 |
ノックアウト | 10 |
タップアウト | 2 |
判定 | 1 |
敗戦 | 2 |
ノックアウト | 2 |
著名な親族 | アブ・アツァイター (兄) |
総合格闘技記録 - SHERDOG |
オットマン・アツァイター(アラビア語: عثمان أبو زعيتر、英語: Ottman Azaitar、1990年2月20日 - )は、ドイツとモロッコの男性総合格闘家。ノルトライン=ヴェストファーレン州ケルン出身。ジュップス・ファイトチーム所属。
来歴
[編集]ドイツのケルンでモロッコ移民の両親のもとに生まれた。6歳から柔術を習い始め、10歳からボクシング、ムエタイ、キックボクシングを始めた。2012年にはムエタイのドイツ王者に輝き、ドイツ代表としてムエタイ世界選手権に出場した。
総合格闘技
[編集]2014年、プロ総合格闘技デビュー。ローカル団体で11戦11勝の戦績を残す。
UFC
[編集]2019年9月7日、UFC初参戦となったUFC 242でテーム・パッカレンと対戦し、右フックで1R失神KO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2020年9月12日、UFC Fight Night: Waterson vs. Hillでカーマ・ワーシーと対戦し、左フックでダウンを奪いパウンドで1RTKO勝ち。2試合連続のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2021年1月24日のUFC 257で試合予定だったが、試合前日に、アツァイターが外部からファイトアイランドへ部外者を侵入させたために、COVID-19安全プロトコルに違反したとしてUFCからリリースされたことが発表された[2]。しかし1か月後にUFCはセカンドチャンスを与えるとしてアツァイターを復帰させた[3]。
2022年11月12日、2年2カ月ぶりの復帰となったUFC 281でマット・フレボラと対戦し、クリンチの離れ側に左フックでダウンを奪われ追撃のパウンドで1RKO負け。キャリア14戦目で初黒星を喫した。
人物・エピソード
[編集]- 同じく総合格闘家のアブー・アツァイターは実兄。
戦績
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
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15 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
13 勝 | 10 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 |
2 敗 | 2 | 0 | 0 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | フランシスコ・プラド | 1R 4:05 TKO(パウンド) | UFC on ESPN 49: Holm vs. Bueno Silva | 2023年7月15日 |
× | マット・フレボラ | 1R 2:30 KO(左フック→パウンド) | UFC 281: Adesanya vs. Pereira | 2022年11月12日 |
○ | カーマ・ワーシー | 1R 1:33 TKO(左フック→パウンド) | UFC Fight Night: Waterson vs. Hill | 2020年9月12日 |
○ | テーム・パッカレン | 1R 3:35 KO(右フック) | UFC 242: Khabib vs. Poirier | 2019年9月7日 |
○ | ダニエル・ココラ | 1R 0:32 KO(左フック→パウンド) | Brave CF 14 | 2018年8月18日 |
○ | アレハンドロ・マルティネス | 3R 1:16 TKO(右前蹴り→パウンド) | Brave CF 9: The Kingdom of Champions | 2017年11月17日 |
○ | チャーリー・リアリー | 1R 2:22 TKO(スタンドパンチ連打) | Brave FC 4: Unstoppable | 2017年3月31日 |
○ | ケビン・コルドブスキー | 5分3R終了 判定3-0 | Brave FC 2: Dynasty | 2016年12月2日 |
○ | ルーカス・シュチェレク | 1R 0:56 TKO(右フック→パウンド) | GMC 8 | 2016年4月16日 |
○ | ラムナス・パリウニス | 1R 1:16 TKO(パンチ連打) | Fair FC 4 | 2015年11月28日 |
○ | クリストフ・ヘクター | 1R 2:57 ギロチンチョーク | Mix Fight Gala 18 | 2015年6月5日 |
○ | セルジュ・ダリ | 1R 3:30 リアネイキドチョーク | GMC 6 | 2015年4月18日 |
○ | イルベイ・アクダス | 1R 0:14 KO(左フック→パウンド) | Fair FC 3 | 2015年3月25日 |
○ | アレクサンダー・フォークト | 2R 4:01 ギブアップ(パウンド) | Fair FC 2 | 2014年11月1日 |
○ | パトリック・タルモン | 1R 0:19 TKO(パウンド) | Showdown Fight Night | 2014年6月7日 |
表彰
[編集]- UFCパフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)
出典
[編集]- ^ オットマン・アツァイター UFC 公式サイト
- ^ UFC releases Ottman Azaitar for violating 'Fight Island' safety protocolsMMA Junkie 2021年1月22日
- ^ UFC reverses course, won’t release Ottman Azaitar after he breached COVID-19 protocols on Fight IslandMMAFighting 2021年2月20日