オナガウツボ
表示
オナガウツボ | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Strophidon sathete (F. Hamilton, 1822) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Slender giant moray |
オナガウツボ (学名:Strophidon sathete) は、ウナギ目ウツボ科に属する魚類。世界最長のウツボである[2]。
分布と生息地
[編集]西インド洋から西太平洋に分布し、日本では駿河湾、和歌山県、高知県、琉球諸島で見られる。内湾やマングローブの泥底に生息する[3]。
形態
[編集]全長3 m、最大で4 mとウツボ科の中で最長である[2]。体色は茶色で腹は薄く、背鰭・臀鰭の縁辺は黒褐色[4]。吻は丸みを帯び、目は小さく口は大きい。眼の後下にも側線管孔が開孔する。脊椎骨数は183 - 196である[4]。
生態
[編集]夜行性で、小魚、甲殻類、多毛類などを捕食する[5]。単独で生活し、岩の隙間や泥底に巣を作る[5]。危険を感じると巣の中に隠れる[2]。
脚注
[編集]- ^ Smith, D.G., Tighe, K. & McCosker, J. 2022. Strophidon sathete. The IUCN Red List of Threatened Species 2022: e.T195817A2422336. doi:10.2305/IUCN.UK.2022-2.RLTS.T195817A2422336.en. Accessed on 17 January 2024.
- ^ a b c RESORTS, 株式会社DMM. “オナガウツボ|いきもの図鑑|DMMかりゆし水族館”. DMMかりゆし水族館|沖縄に新しいカタチのエンタテイメント水族館. 2023年6月12日閲覧。
- ^ 『小学館の図鑑Z 日本魚類館』p.69
- ^ a b Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2024). "Strophidon sathete" in FishBase. February 2024 version.
- ^ a b “Longtail Moray, Strophidon sathete (Hamilton-Buchanan 1822)” (英語). fishesofaustralia.net.au. 2024年2月15日閲覧。
参考文献
[編集]- 『講談社の動く図鑑EXMOVE まぼろしの生き物』、講談社、2021年、68頁。
- 中坊徹次『小学館の図鑑Z 日本魚類館』小学館 ISBN 978-4-09-208311-0