加藤道哉
表示
(オバケのどくろうから転送)
加藤 道哉(かとう みちや、1972年[1] - )は、男性アニメーション監督・撮影監督・演出家。有限会社サイクロングラフィックス代表取締役。愛知県名古屋市出身。
来歴・人物
[編集]武蔵野美術大学、視覚伝達デザイン学科卒。 CF、PV、大型特殊映像等のディレクターを経て、2002年にサイクロングラフィックスを設立。
『おでんくん』や『美肌一族』などのユニークでシュールなアニメ作品を監督として手がける一方、撮影監督、CGディレクターとしては『パプリカ』など、写実性とアニメーションとの調和に様々なこだわりを見せる。
名古屋の味噌カツ店「矢場とん」社長の鈴木拓将は中学時代の同級生で、二人が飲んだときの会話がきっかけとなり、『大須のぶーちゃん』が制作された[2]。
作品
[編集]アニメ(監督)
[編集]- おでんくん (2005年-2009年 監督)
- 美肌一族 (2008年 監督、絵コンテ、撮影監督)
- オバケのどくろう (2013年 監督、原作)
- ナンダカベロニカ (2014年 監督、キャラクター原案)
- 花は咲く 東北に咲く 5分アニメ(2014年 監督)
- ニクいよっ!カルビくん ~煙が目にしみる~ WEBアニメ(2018年 監督)
- おかあさんといっしょ今月の歌「きらららダンス」 (2018年 監督・キャラクターデザイン・絵コンテ・映像演出)
- ヤマンへの手紙(―ヒバクシャからの手紙―)(2019年 監督・脚本・絵コンテ・映像演出・編集)
- 矢場とんオリジナルアニメ「大須のぶーちゃん」 (2019年 監督・絵コンテ・プロデューサー)[3]
- かなしきデブ猫ちゃん (2021年 監督・脚本・絵コンテ)
アニメ(その他)
[編集]- 妄想代理人 (2004年 アイキャッチデザイン)
- 妖怪人間ベム(第2作) (2006年 パイロット版ムービー Editing Director)
- パプリカ (2006年 撮影監督、CGディレクター)
- 茄子 スーツケースの渡り鳥 (2007年 撮影監督)
- 図書館戦争 (2008年 オープニング絵コンテ、演出)
- バットマン ゴッサムナイト#4 (撮影監督、VFXスーパーバイザー)
- RIDEBACK (2009年 VFXスーパーバイザー、オープニング絵コンテ、映像演出)
- 宇宙戦艦ヤマト 復活篇(2009年 撮影監督)
- 四畳半神話大系(2010年 オープニング映像演出)
- HELLSING VIII (2011年 絵コンテ)
- とある飛空士への追憶(2011年 VFXスーパーバイザー)
- クレヨンしんちゃん(2012年 オープニング絵コンテ、映像演出)
- 傷物語〈I 鉄血篇〉(2016年 VFXスーパーバイザー)
- 傷物語〈II 熱血篇〉(2016年 VFXスーパーバイザー)
- DRIFTERS(2016年 オープニング絵コンテ、映像演出)
- 傷物語〈III 冷血篇〉(2017年 撮影監督、VFXスーパーバイザー)
- さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年 VFXスーパーバイザー)
- 若おかみは小学生!(劇場版)(2018年 撮影監督、VFXスーパーバイザー)
- ケンガンアシュラ(2019年 特殊回想シーンVFXスーパーバイザー)
- ノー・ガンズ・ライフ(2019年 映像演出・VFXスーパーバイザー)
- ノー・ガンズ・ライフ(2019年 エンディング絵コンテ、映像演出)
- BEASTARS(2019年 オープニング監督、絵コンテ、編集)
- バブル(2022年 VFXスーパーバイザー)
- AIの遺電子(2023年 モニターグラフィックス)
- トリリオンゲーム(2024年 VFXスーパーバイザー[4])
脚注
[編集]- ^ “第23回 2020年 アニメーション部門 審査委員会推薦作品 BEASTARS”. 文化庁. 2022年4月12日閲覧。
- ^ “「声優が豪華すぎる!」と話題沸騰!なぜ、名古屋の味噌カツ店がアニメ製作に乗り出したのか?”. Yahoo!ニュース (2019年10月20日). 2022年4月12日閲覧。
- ^ 矢場とんアニメ『大須のぶーちゃん』公開中 - 矢場とん
- ^ “トリリオンゲーム:テレビアニメが10月スタート 黒龍キリカ役にM・A・O 追加キャストに東地宏樹、田中有紀も”. まんたんウェブ. MANTAN (2024年3月23日). 2024年3月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 加藤道哉 (@michiyakato) - X(旧Twitter)