オプティム
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒105-0022 東京都港区海岸一丁目2番20号 汐留ビルディング18F |
本店所在地 |
〒840-8502 佐賀県佐賀市本庄町1番地 オプティム・ヘッドクォータービル |
設立 | 2000年6月8日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 4300001001392 |
事業内容 | ソフトウェアの研究・開発・ライセンス販売・保守サポートサービス事業 |
代表者 | 代表取締役社長 菅谷俊二 |
資本金 | 445百万円(2024年8月1日現在) |
売上高 | 9,277百万円(2023年3月期) |
営業利益 | 1,750百万円(2023年3月期) |
経常利益 | 1,634百万円(2023年3月期) |
純利益 | 962百万円(2023年3月期) |
総資産 | 8,219百万円(2023年3月期) |
従業員数 | 406名(2024年4月1日現在) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 |
菅谷俊二 東日本電信電話株式会社 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 |
外部リンク | https://www.optim.co.jp/ |
株式会社オプティム(英: OPTiM CORPORATION)は、東京都港区に本社を佐賀市に本店を置くコンピュータ・ソフトウェア会社であり、システム開発・販売などを主要事業とし、2000年に創立されたベンチャー企業である。2014年に東証マザーズに上場、2015年に東証1部に上場している[2]。
設立時はデジタル放送向け配信サポート技術開発、インターネット広告配信を中心とした事業を展開。2006年ごろから、ルータ設定の自働化ツールやリモートサポート技術を中心とした研究開発へとシフトし、2011年にそれらの技術を応用したAndroid,iOS向けソフトウェア開発を開始。同社が開発するモバイルデバイスマネジメント(MDM)サービスの「Optimal Biz」は、市場シェアNo.1を獲得している。[3]
2015年ごろから、AIやIoTを中心とした研究開発へシフトし、IoT Platformサービスの「OPTiM Cloud IoT OS」の提供を開始した。[4]同プラットフォームは、小松製作所が中心に提供する、建設向けオープンプラットフォームLandlogへの採用実績や、メディカロイドが提供する手術支援ロボットシステム「hinotori™ サージカルロボットシステム」用ネットワークサポートシステムの「MINS(Medicaroid Intelligent Network System)」への採用実績などがある。[5]
近年、第4次産業革命の中心的な企業になることをスローガンに掲げ、様々な業界や産業とAI・IoT・Robotを融合させる「○○×IT」戦略のもと、事業を展開している。AIを活用した画像解析技術やIoT技術の強みを活かし、事業領域は、 農業×IT、医療×IT、建設×IT、電力×IT、警察×IT、小売×IT、金融×IT、運輸×IT、ロボット×ITなど多岐にわたっている。
沿革
[編集]- 2000年6月 - 佐賀県佐賀市に資本金1,000万円にて株式会社オプティムを設立。
- 2001年
- 4月 - コナミ(現・コナミホールディングス)へダウンロードプロモーションサービス「i-CM」の提供を開始。
- 4月 - ストリーミング動画広告サービス「i7 Streaming Spot」の提供を開始。
- 10月 - 東京都港区に東京オフィスを設置。
- 2003年3月 ‐ プッシュ型情報インフラ「i7 Just Time Information」の提供を開始。
- 2004年
- 3月 ‐ モバイルラーニングシステム「KINJIRO-」の提供を開始。
- 3月 - 知的財産権侵害コンテンツ監視システム「ZENIGATA」の提供を開始。
- 10月 - ブロードバンドパソコンスクール「KINPACHI」の提供を開始。
- 2006年9月 - 東京都港区芝に東京オフィスを移転し、東京本社とする。
- 2008年
- 9月 - オプティマルラボにてホームネットワーク管理ソリューション「Optimal HomeLink」トライアル版の提供を開始。
- 9月 - コンシューマ向けグリーンIT推進ソフト「Optimal Green」をコストダウンシェアモデルにて提供を開始。
- 10月 - 2008年度 第六回 日本テクノロジーFast50にてオプティムが14位に選出。
- 2009年8月 - 東京都港区港南1丁目6番34号 東京日産港ビル(現・品川イースト)に東京本社を移転。
- 2011年
- 3月 - 日本・米国にて機器の特定・設定・診断技術の特許取得。
- 6月 - リモートサポート時の画面転送技術の特許取得。
- 11月 - MDM(モバイルデバイスマネジメント)でスマートフォンを含むマルチデバイス機器特定技術の特許取得。
- 2012年3月 - 福岡県福岡市博多区にCANTERA Officeを開設。
- 2013年4月 - 東京都港区愛宕に東京本社を移転。
- 2014年10月 - 東京証券取引所マザーズ上場。
- 2015年10月 - 東京証券取引所第一部に市場変更。
- 2016年
- 2017年
- 2018年
- 2019年1月29日 - みちのく銀行と日本初となるスマート農業地域商社「株式会社オプティムアグリ・みちのく」を設立[19][20]。
- 2020年
- 2021年
脚注
[編集]- ^ 会社案内 - 株式会社オプティム
- ^ フィスコ企業調査レポート
- ^ “Optimal Biz 市場シェア No.1 MDM・PC管理サービス | 端末管理、情報漏えい対策、アプリ配信”. Optimal Biz 市場シェア No.1 MDM・PC管理サービス. 2021年1月23日閲覧。
- ^ “OPTiMのAI・IoT”. OPTiM Cloud IoT OS. 2021年1月23日閲覧。
- ^ “手術支援ロボットシステム「hinotori™ サージカルロボットシステム」用ネットワークサポートシステム「MINS(Medicaroid Intelligent Network System)」を共同開発”. OPTiM. 2021年1月23日閲覧。
- ^ a b “生体認証を用いたセキュア・マーケットプレイス「OPTiM Store」を発表”. OPTiM (2016年3月9日). 2021年1月23日閲覧。
- ^ “IoT時代に最適化された新型OS「OPTiM Cloud IoT OS」を発表”. OPTiM (2016年3月30日). 2021年1月23日閲覧。
- ^ “建設生産プロセス全体をつなぐ新プラットフォーム「LANDLOG」の共同企画・運用を決定”. OPTiM (2017年7月19日). 2021年1月23日閲覧。
- ^ “日本初、国立大学内に上場企業本店を移転 佐賀大学内に先端技術と地域が融合したイノベーションの起点、オプティム・イノベーションパークを開園”. OPTiM (2017年9月25日). 2021年1月23日閲覧。
- ^ “世界初、AI・IoT・ドローンを活用した ピンポイント農薬散布テクノロジーによる大豆の栽培に成功”. 株式会社オプティム (2017年12月26日). 2018年7月30日閲覧。
- ^ “枝豆の売価が3倍になるピンポイント農薬散布技術、オプティムが農家に無償提供”. MONOist (2018年7月30日). 2018年7月30日閲覧。
- ^ “生産者を中心とした、「スマート農業アライアンス」を設立 参加者・参加企業を募集開始”. 株式会社オプティム (2017年12月27日). 2018年7月30日閲覧。
- ^ “オプティム「スマート農業アライアンス」”. 株式会社オプティム. 201-7-30閲覧。
- ^ “オプティムとモノタロウ、「モノタロウ AIストア」をオープン”. OPTiM (2018年3月19日). 2021年1月23日閲覧。
- ^ “スマート農業で生産者をサポートする、ITと農業の未来メディア、「SMART AGRI(スマートアグリ)」をオープン”. 株式会社オプティム (2018年4月26日). 2018年7月30日閲覧。
- ^ “ドローンを用いた森林の見える化とIoTを活用したサプライチェーンの効率化を推進、 空撮画像から資源量調査を行うサービス「Forest Scope」を提供”. 株式会社オプティム (2018年7月24日). 2018年7月30日閲覧。
- ^ “農林水産・流通加工・食品産業向けAI・IoT・Robotプラットフォーム「AGRI EARTH」を発表”. 株式会社オプティム (2018年7月24日). 2018年7月30日閲覧。
- ^ “300種類を超える学習済モデル適用メニューを備えた「OPTiM AI Camera」、定量データ解析に基づく予測サービス「OPTiM AI Prediction」の2つの新製品を発表”. OPTiM (2018年10月11日). 2021年1月23日閲覧。
- ^ “プレスリリース”. 株式会社オプティム (2019年1月29日). 2019年1月29日閲覧。
- ^ “株式会社オプティム との 「金融×農業×IT 戦略的包括提携」に基づく地域商社 「株式会社オプティムアグリ・みちのく 」の設立”. 株式会社みちのく銀行 (2019年1月29日). 2019年1月29日閲覧。
- ^ “テレワークにおける業務管理・モチベーション・体調管理・生産性向上をAIで支援する「Optimal Biz Telework」を発表”. OPTiM. 2021年1月23日閲覧。
- ^ “スマートコンストラクション・レトロフィットキットや AI・IoTを活用した建設向けDXソリューションのマーケティングを行う 「株式会社ランドログマーケティング」を設立”. OPTiM. 2021年1月23日閲覧。
- ^ “ドローン分野における新会社設立及び事業開始について”. OPTiM. 2021年1月23日閲覧。