オモロン川
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オモロン川 | |
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濃い線はコリマ川。右岸からオモロン川が合流する。 | |
延長 | 1,150 km |
平均流量 | -- m3/s |
流域面積 | 118,600 km2 |
水源 | コリマ丘陵 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | コリマ川 |
流域 | ロシア |
オモロン川(オモロンがわ、Omolon、ロシア語: Омолон、サハ語: Омолоон)は、ロシアのシベリア北東部を流れる川で、コリマ川の最大の支流である。
マガダン州のオホーツク海沿岸の山地から発し、主にマガダン州とサハ共和国を流れるが、最下流でチュクチ自治管区内に入りコリマ川に合流する。川の水は北極海の一部である東シベリア海へと流れる。最大支流はオロイ川(Oloy、Олой、長さ471km)。
流域はコリマ低地に入る最下流を除き、ほとんどは高い山地や丘陵地である。上流はタイガであり針葉樹が生育するが、下流の北極圏内では永久凍土とツンドラに覆われている。10月から6月初旬までは凍結する。
流域にはチュクチ人などの民族が住む。コリマ川上流同様、オモロン川流域にもスターリン時代には多数のグラグ(強制労働収容所)が建設され、多数の人々が命を落とした。