オルセリン酸デプシドヒドロラーゼ
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オルセリン酸デプシドヒドロラーゼ(Orsellinate-depside hydrolase、EC 3.1.1.40)は、以下の化学反応を触媒する酵素である。系統名は、オルセリン酸デプシド ヒドロラーゼ(orsellinate-depside hydrolase)である。レカノール酸ヒドロラーゼ(lecanorate hydrolase)と呼ばれることもある。
触媒する反応
[編集]- オルセリン酸デプシド + 水オルセリン酸
従って、基質はオルセリン酸デプシドと水の2つ、生成物はオルセリン酸のみである。
この酵素は加水分解酵素に分類され、特にエステル結合に作用する。
出典
[編集]- Schultz J, Mosbach K (1971). “Studies on lichen enzymes. Purification and properties of an orsellinate depside hydrolase obtained from Lasallia pustulata”. Eur. J. Biochem. 22 (2): 153–7. doi:10.1111/j.1432-1033.1971.tb01526.x. PMID 5116606.